一応お約束なので、このサイトでも今年一年をふりかえってみよう。
まず芝居をたくさんみた。年間20本観たのはもちろん過去最高だし、常連となっている劇団の数が、観始めた1998年以来ジリ貧になっていたのがここにきて一気に拡大できたのはうれしい。
あと、本も、感想をつけるようにしてから、積読にならずにちゃんと読めるようになったし、作家の範囲も広がった。保坂和志、阿部和重、ニコルソン・ベーカーなどなど。
暮れが近づいてから写真という趣味を復活させたりもした。料理でいえば、la nouvelle cuisine 、つまり素材を大事にして味付けはあっさりめということで、Photoshopによるレタッチは最小限にしている。写真を撮るということには、何かを表現するということのエッセンスがつまっているような気がして、ある瞬間それがわかって、次の瞬間に忘れてしまうことの繰り返しだ。
散歩は、マンネリと戦いながらどうにかこうにか続けてきた。3回に1回くらい、歩いていることの幸福感が感じられれば、御の字だと思っている。イチロウの打率を目指そう。
プロバイダを変えたり、URL・システムを頻繁に変えたりして、読んでくださる方にはちょっと不便をおかけしたかもしれない。Movable Typeは結構いじりがいのあるシステムなので、遊んでしまった。
その他の私生活は、とりあえず平穏(ひとつできごとがあったが、少なくともそれは悪い方向へ向かうものではないと思う)。低空飛行を続けている。
反面、このサイトも、ぼく自身も、自分の殻により一層とじこもり気味になってきている。よくないと思いつつも、今は殻の中がそれなりに気持ちいい。でも、メールでやりとりをしてきた I さんと7月に実際にお会いする機会があったのはよいことだった。
世界は…ひどかった。来年はもうあんなばかげたことがないように。
そうそう、忘れていたわけではないが、今年はiPodを買ったのだった。入れている曲数は1024曲ちょうどで、ジャンルはクラシック、ジャズ、ポップスとさまざま。最近はランダムな曲順で聞くことにしているので、知らない街を散歩するときに次の角を曲がったらどんな風景が広がっているか想像もできないように、次の曲が想像できなくて楽しい。
