My Life as a White Ant

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最近、アントクアリウムというものが静かなブームを呼んでいるようだ。半透明のゼリー状の物質をいれた容器にアリをいれて、巣を作るところを観察するためのキットだ。昔、シムアントというゲームがあったが、それが実地にできるなんてなかなか楽しそうだ。

でも、姿形はアリよりグロテスクだが、シロアリでこういうことができたほうがもっと面白いだろうと思ったりする。何せ、アリの場合、働きアリは死ぬまで働きアリだが、一部のシロアリは状況に応じて、今まで働きアリだったものが、兵隊アリになったり羽アリになったり女王アリになったりするのだそうだ。なぜそんなことが可能かというと、シロアリの働きアリというのは成長を猶予された幼虫がつとめるからだ。

なんだか、それは人間も一緒のような気がする。ぼくらはまだ幼虫。このままずっと働きアリのままかもしれないけど、明日急に羽がはえて、新しい住み処を求めて飛び立つことになるかもしれない。

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