散歩日和: 1999年アーカイブ

最終日

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最終日です。家でのんびりしようかと思ったのですが、暖かい陽気に誘われてまた散歩をしてしまいました。御徒町から茗荷谷まで約5kmちょっとの行程です。

途中根津神社で10分ほど休憩をしました。根津神社は、神社としては開放的で、いつも人が集まってきているので、大好きな場所なのですが、今日は土日に行われたイベントの後始末でちょっとがたがたしていました。

立ち去るときにお賽銭を入れてお参り。明日からまた元気に仕事をはじめるためのおまじないを授けてもらおうと思ったのですが、何もふってきませんでした。

結局、9日間だらだらと過ごしてしまいました。でも、不思議にあれをしておけばよかったとかいう後悔はないです。人間なんてどうせどこでもないところからどこでもないところへ歩いてるだけですからね。まあ、最大の収穫はこのページが作成できたことでしょうか。『今日の仕事はこれで終わり/では/おやすみ』。

綾瀬→西新井

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寝坊して家を出たのが2時半でした。東京駅でそばをすすってから(ぼくはかなりのそば食いですが、本物の江戸っ子のようにつるっと唇ですすることができません)、大丸の6Fにできた三省堂をみてきました。カフェが併設してあり、購入前の本も持ち込み出来るようです。コーヒーをこぼしたらどうするんでしょう。

そのあといつものように散歩をしました。綾瀬から西新井まで約5kmの行程です。時間も時間ですぐに空が暗くなり始めました。特に見るべきものもなく義務感で歩き通したという感じです。東京の東側の散歩はえてしてこういう風になってしまいがちです。

帰りの伊勢崎線の電車の中で、片足を靴から出して紺の靴下の足をもう片方のひざの上にのせているおじさんがいました。ほかに空いている席がないので隣に座ったのですが、ときおり荒野に捨てられた野良犬のようなうなり声(溜息なのでしょう)をはくので、閉口してしまいました。自分がそうならないように気をつけないと。

IntelliMouse Explorer

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今日はMicrosoftのマウスボールのいらないマウスIntelliMouse Explorerの発売日です。Rio500の二の舞にならないためにもまっすぐ新宿に向かうことにしました

無事マウスを入手し、すずやというとんかつ屋で、とんかつ茶漬けを食べようと思いました。以前用賀の支店で食したのですが、なかなかの絶品です。ところが時刻はランチタイム。安い値段とドリンク50円という言葉にまけてランチメニューを注文してしまいました。まあ、それなりにおいしかったです。

そのあと特にすることもないので散歩することにしました。東中野から大塚まで、約8kmの行程です。途中おとめ山公園というところで休憩。せせらぎのほとりのベンチで昨日買った田村隆一の本を広げて約10分ほど腰掛けましたが、その間誰も通りませんでした。木々深い幽谷といった感じです。気がついたらやぶ蚊に足をさされていました。

さてIntelliMouse Explorerですが、なかなかの使い心地です。ちょっとぼくの手には大きくもあるのですが、ポインタの移動は全くひっかかりがなく、ホイールの動きも軽くなった感じです。サイドの2つのボタンは「戻る」、「進む」にわりあてられていますが、今のところどう使えばよいか、迷ってる状況です。なくてもいいかな。赤い光線が、こたつの中のようでかっこいいです。

オルセー

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上野でやっているオルセー美術館展に行こうと思いました。休日は混んでいて、落ち着いて絵をみていられないと思ったので、平日がいいと思ったのです。

まずは腹ごしらえということで、谷中のじねんじょという薬膳カレーの店に入りました。白山の店には何度もいったのですが谷中は初めてです。注文したのは鶏肉カレー。税抜き1390円とちょっとお高いのですが、ルーに溶け込んだ薬草の香りが香ばしく、食べているとじんわり汗がでてきます。特別辛いわけではないので、薬草の成分かなんかのせいなのでしょうか。何となく健康になった気がします。ただ、今回はごはんをやわらかく炊きすぎていたようで、ちょっと残念でした。やはり、カレーは固めのごはんじゃないと。


谷中からぶらぶら上野公園へ。途中芸大でなにやら展覧会をやっているようで、一般の人がぞろぞろ門をくぐっていました。

並ぶほどではありませんが、西洋美術館はかなり混んでいました。1300円の券を買って中に入りました。

普段美術展にいってもあまり心動かされることはないのですが、さすがに今回は、目を瞠らせてくれるようなものが何枚かありました。また絵を見る側の人たちの中にも、興味を引かれました。

母と息子の2人連れ。息子は20代中頃でなぜか女言葉を使っています。クリムトの名前を知らなかったので、母親になじられていました。「お母さんもそんな詳しい方じゃないけど知ってるわよ。なんで知らないの」。一部顔の筋肉がひきつったほほえましさを感じました。

おばさんの2人連れ。水浴のシーンの絵をみながら、「昔の人は服をきてなかったのかな」。教養というものが何のためにあるのかをわからせてくれる光景ですね。

帰りに神保町で去年亡くなった詩人の田村隆一の本を買いました。

川越探訪

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せっかくの長期休暇ですから普段いかないところにいこうと思い小江戸・川越にいってきました。有楽町から有楽町線で1時間以上かかりました。下りた駅は川越市です。わざと「市」という名前をつけているから、中心部なのかと思ったら、ちがうようですね。

川越といえば蔵の町です。テレビなどをみていると、駅をおりれば、まわりじゅうあのような建物がつらなっているのかと思ってしまいますが、もちろんそんなことはなく駅前は普通のどうということない郊外の町といった感じです。

駅前の地図を頼りにぶらぶら歩くと20分ほどで、蔵が立ち並ぶ町並みが見えます。この地域には西武線の本川越がもっとも近いようです。

面白いことにその蔵造りの建物のうちかなりの割合が、川越のもうひとつの名物芋を原料とした和菓子屋さんでした。そのうちの一軒亀屋で「小芋」という名前のスウィートポテトを買いました。(家にかえってからミルクティーといっしょに食べてみたらとてもおいしかったです。でもその店は東京にも支店があるようで、わざわざそこまで行く必要はなかったみたいです)

そのあと、有名な時の鐘を見て、城跡、喜多院とまわって川越駅に向かいました。駅に続く商店街はにぎやかで、長さも1300mほどもあり、驚きました。東武の改札からは通勤帰りの人並みが大量にはきだされて、またまたビックリです。川越も小江戸である前に東京のベッドタウンなのですね。

ごめん町田

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以前はろくに行ったこともない町田を田舎ときめつけて馬鹿にしていたのですが、この前、ふとした気まぐれから立ち寄ったとき(正確には乗り換えですね)思わず両手をついて謝ろうかと思ってしまいました。そう、町田は人の話し声や足音の絶えない、ほんとうに活気のある町だったのです。

前回はろくに見れなかったので、今回は腰をおちつけて見ることにしました。といっても足が向くのは、やはりメディアバレー、J&P(上新電機系列のパソコンショップ)というところですね。富士通製のUSBスキャナーが\7980とお手ごろな価格で売っていたのには心動かされましたが、ほとんど使わないという事実で自分を納得させました。(当然ですがRio500はありません。郊外系のPCショップには残っている可能性があるかなと思ったのはちょっぴりほんとうですが)

小田急百貨店、東急百貨店、丸井、東急ハンズ、ルミネ、長崎屋、西友と、大手の百貨店、スーパーはかなりの数ありますし、都心にもまけないくらい便もよく、賑わっていますね。大丸系列のビーミーには三省堂とタワーレコードが入っているので、しばらくうろうろしました。

赤羽→池袋

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東京駅の地下のカレー屋で昼食をすませたあと、赤羽→板橋本町→池袋という経路で約7.5kmほど散歩しました。せっかく池袋にきたのですから、もちろんビックパソコン館に寄ってみました。いうまでもありませんが、Rio500はありません。東武デパートの本屋で岩松了(ぼくのすきな劇作家・演出家です)のエッセー集をみつけたので買って帰りました。

試験 at お台場

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さあ、試験当日です。無事目覚し時計で目を覚まし、ぼくは試験会場の東京ビッグサイトまで向かいました。途中、対抗するゆりかもめの運転席にカーキ色のつなぎを着たおじさんが座っているのがみえました。珍しい光景です。

さて、試験はとりあえず最後まで受けましたが、はっきりいってぼろぼろでした。使った参考書が悪かった上に、マークシート式の試験に対する心構えしかしていませんでした。1日棒にふってしまったわけですが、まあ仕方ないとしましょう。

収穫といえるのはお台場のすばらしさですかね。午前中少し早めに試験会場を抜けて、昼休みぶらぶらとその辺を歩き回ったのですが、食事をするところにはまったく不自由しないし、その他の店もいっぱい開いていて、もうほんとの町らしい町になったという感じです。ただ、他の町とちがうのは、広々として、車と人が分離されているので歩きやすいということと、忙しそうに歩いている人がいないことですね。

試験が終わる時間には、黒く厚い雲のした、冷たい風がふきすさんでいました。帰りは、臨海副都心線で新木場にでることにしました。この路線が早く大井町、大崎までのびてくれれば便利になるのですが。

東京駅の京葉線からの乗り換え通路にある動く歩道の右側を早足で歩いていると、左側で立ち止まっている若い女性が連れの男性に「吉永さんてどこに住んでいるんですか」と訊いていました。しばらく先の方で、ぜんぜん関係ないおじさんが連れの女性のおそらく全く関係のない問いに対し、「新浦安ステーション」と答えていました。とりあえず、ぼくのなかでは話がつながりました。吉永さんは新浦安に住んでいるいるわけです。

帰りにまた秋葉原によってしまいました。Rio500があるわけないのはわかっているのですが。

試験前日

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17日は情報処理試験の試験日なのです。受験票を忘れたぼくはまず会社に向かいました。休暇の時期に何も試験なんてとも思いますが、逆に次の日が休みのほうが試験を気楽に受けられるというもいえるし、第一ぼくは(朝早起きすることさえ我慢すれば)試験そのものはきらいではありません。ほどよい緊張感と集中力がいいんです。

机の中をごそごそ捜して、無事受験票を手に入れると、会社のある川崎で遅めの昼食をとりました。

試験に備えて勉強しなければいけないのは重々承知していたのですが、ぼくは南武線と小田急をのりつぎ狛江でおりてしまいました。多摩川に程近い静かな住宅地です。

散歩の開始です。そこから軽快な足取りで約6.5km。千歳船橋についたころには、日はとっぷりとくれていました。

さて、疲れた足を引きずりながら、向かうところはいわずとしれた秋葉原です。小田急線から千代田線にのりかえ新御茶ノ水でおりました。新御茶ノ水から秋葉原はすぐ。目的はDiamond社のMP3プレーヤRio500です。実は前日に手にいれるチャンスはあったのですが、なんとなく気まぐれで、見送ってしまったのです。いくつか積んであったので、いつでも手に入るのではと高をくくってしまったわけです。

結局、秋葉原中探し回ったのですが、どこにもみつかりませんでした。それどころか、旧モデルのRio300が前面に華々しく並べられ、Rio500の発売なんてまるでなかったことのように扱われていました。その後、新宿のヨドバシカメラまで足をのばしてみたのですが、再入荷は11月上旬の由。悪夢のようなできごとにうちのめされ、ぼくはとぼとぼと家路につきました。

勉強は...。