上野でやっているオルセー美術館展に行こうと思いました。休日は混んでいて、落ち着いて絵をみていられないと思ったので、平日がいいと思ったのです。
まずは腹ごしらえということで、谷中のじねんじょという薬膳カレーの店に入りました。白山の店には何度もいったのですが谷中は初めてです。注文したのは鶏肉カレー。税抜き1390円とちょっとお高いのですが、ルーに溶け込んだ薬草の香りが香ばしく、食べているとじんわり汗がでてきます。特別辛いわけではないので、薬草の成分かなんかのせいなのでしょうか。何となく健康になった気がします。ただ、今回はごはんをやわらかく炊きすぎていたようで、ちょっと残念でした。やはり、カレーは固めのごはんじゃないと。
谷中からぶらぶら上野公園へ。途中芸大でなにやら展覧会をやっているようで、一般の人がぞろぞろ門をくぐっていました。
並ぶほどではありませんが、西洋美術館はかなり混んでいました。1300円の券を買って中に入りました。
普段美術展にいってもあまり心動かされることはないのですが、さすがに今回は、目を瞠らせてくれるようなものが何枚かありました。また絵を見る側の人たちの中にも、興味を引かれました。
母と息子の2人連れ。息子は20代中頃でなぜか女言葉を使っています。クリムトの名前を知らなかったので、母親になじられていました。「お母さんもそんな詳しい方じゃないけど知ってるわよ。なんで知らないの」。一部顔の筋肉がひきつったほほえましさを感じました。
おばさんの2人連れ。水浴のシーンの絵をみながら、「昔の人は服をきてなかったのかな」。教養というものが何のためにあるのかをわからせてくれる光景ですね。
帰りに神保町で去年亡くなった詩人の田村隆一の本を買いました。

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