雨のち雨

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今日は満月だというのに一日中雨だった。月も顔を出すことができず無念だろうが、ぼくも散歩ができず残念だ。でも、今日は久しぶりの芝居なので、まあよしとしよう。

まずは床屋へ。前回いった10分1000円のところだ。ほんとうにあっという間に終わってしまって拍子抜けする。でも、時間を節約できてありがたい。

食事は八重洲地下街のカレー屋。今まで入ったことのない店だ。ジャガイモを揚げたやつがはいっていておいしかったが、カレーはククレカレーの味がした。ボンカレーといってもいいかもしれない。レトルトのカレーにはレトルト独特の味の傾向がある。あれは何なのだろう。

そのあと地下街のスターバックスでコーヒーを飲もうと思ったが、雨のせいか混んでいた。仕方がないので、八重洲ブックセンターでぶらぶらと本を見て回った。『まるごとPalm!2000-2001』を見つけたので買う。八重洲ブックセンター近くのスターバックスはすいていたので、またカフェモカを飲む。確かにおいしいが、生クリームがあふれんばかりに入っていて飲みにくい。口の周りは汚れるし、カップを伝って少しこぼれてしまう。あと、カロリーなども少し気になったりする。

京橋から地下鉄に乗って末広町で降りた。Palmの液晶保護シートを買う。4枚入りで1480円だった。雨の秋葉原をぶらぶらと歩き回っているうちに、開演の時間がせまってきた。また地下鉄で渋谷に向かう。

今日観るのは、タ・マニネ『悪戯』、岩松了作・演出、小林薫、樋口可南子主演の芝居だ。タ・マニネというのは小林薫主宰の不定形なプロジェクトの名前で、パンフレットには「古代ウテナイ語で『演説』または『井戸水』を意味する」と書いてある。席は舞台の正面だったが二階席でかなりの高さがある。最前列に座っていた若い男が、高所恐怖症らしく連れの女性の前でおびえた様子を見せていた。視力には自信のあるぼくだが、俳優の顔は全然見えそうになかった。

ある芸能プロダクションを舞台にした話。過去の人間関係のうねりが、現在の新しく組み直された関係の中に浮かび上がってくるという、岩松了お得意のストーリー展開。上演時間は2時間半で間15分の休憩が入った。その時間を利用してパンフレットを買った。パンフレットはほんとうにその芝居を気に入ったときに買うことにしているのだが、今回の場合有名どころは別としてそれ以外の俳優の顔が知りたいというのが大きかった。それで、樋口可南子の助手役の女性が中込佐知子さんだということがわかった。ぼくが一番最初に観た芝居『スターマン』(やはり岩松了作・演出)に出ていた人だ。とても懐かしかった。

久しぶりに芝居らしい芝居を観た。前回観たナイロン100℃はコント集だったので、それを除くと、正月以来ということになる。新たに劇団を開拓しなければ。

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