板橋サティジムノペディ

| コメント(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

何となく、今日はステーキを食べようと思っていた。松坂牛や神戸牛などである必要はもちろんなく、ある程度厚みがあって、雑な冷凍をして肉の組織がぼろぼろになっていたり、鶏のレバのような独特の臭みがしみついていたりさえしなければいい。あと、焼き方にレアを指定したときに、店員が困ったような顔をする店でなければいい。まあ、何より値段が安いことが条件だ。

今日八重洲地下街で食べたステーキは、それらの条件がすべて満たされていただけでなく、今朝、頭の中に思い浮かべていたステーキのイメージそのものという感じだった。ステーキはこうでなければ。

丸の内線で池袋に向かい、西口の地上に出ると、まるでぼくを待っていたようにぽつぽつと雨が降り始めた。これで、ぼくの休日は三日連続で雨にたたられることになる。今日は、幸いカサが必要になるほど雨脚が強まることはなかったが。

立教大学の前の道を行き止まりになるまで歩いた。行き止まりは豊島区と練馬区の境の大成小学校のそばだった。そのあとも練馬区の緑が多い住宅地をすたすたと歩いた。練馬区の北町で、電柱に「月11万円台ボーナスなし」という貼り紙が貼ってあった。ずいぶんしけた仕事の募集だなと思って近づくと、分譲マンションの広告だった。その先には「木乃美荘」というかなり古びたアパートがある。一瞬「木乃伊(ミイラ)荘」に見えた。

そんなこんなで、東武練馬まで。9.3kmだった。昨日たまたま、このあたりを生活圏としている会社の後輩から、本格的な映画館のついたショッピングセンターが東武練馬に開店したという話を聞いていたので、立ち寄ってみることにした。

店の名前は「板橋サティ」、マイカル系列だ。東武練馬なのに何で「板橋」かというと、もともと東武練馬は練馬区と板橋区の境にあって、「板橋サティ」のある北側は板橋区だからだ。開店後最初の週末ということで、ものすごい人出だった。こういうところにはきっとスターバックスが入っているに違いないと思っていたら、本当にあって驚いた。のどが渇いていたので、何か飲もうかとも思ったが、あまりに混んでいたのでやめた。

店舗は5階建てで、最上階がレストランと映画館になっている。この映画館がすごい。何と一度に12本も映画を上映している。「ザ・ビーチ」、「ロミオ・マスト・ダイ」、「アンドリューNDR114」、「ファントム」、「アイアン・ジャイアント字幕版」、「ボーン・コレクター」、「アナザ・ヘヴン」、「どら平太」、「ミッション・トゥ・マ-ズ」、「アメリカン・ビューティ」、「エリン・ブロコビッチ」、「アメリカン・ヒストリーX」、「スティグマータ聖痕」。ふう、疲れた。

コメントする