インテルメッツォ

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今日は仕事の仕事の合間、間奏曲の日。もちろん散歩だ。

まずは食事をとるため蒲田の東急プラザへ。ぼくの前にエスカレータにのろうとしている中年女性が、しばらくためらってから足をふみだすタイプの人だった。そういう人は足を踏み出すときの歩幅を20cmだったら20cmと決めていて、ちょうどその幅にあった位置に段がくるまで待ってしまうのだ。10cmでも30cmでも目の前の足が届く範囲の中に必ずどれか一つは段が着ているはずなのでそれに足を乗せればいいと思うのだが。サーファーではないのだから、ちょうどいい波を待つ必要なんてないのだ。

今日の食事は鴨せいろ。いくら寒くなっても、そばは冷たいのに限る。温かいつゆにいれたそばなんて邪道だ。せっかくのそばの風味やこしをころしているような気がする。

電車に乗ろうと東急の切符売り場にいったら、10月14日から使用開始になるパスネットのカード(切符を買わずに乗り降り自由なプリペイドカード)を売っていた。あまりいいデザインのものがなかったが、無難に電車の絵が書かれた3000円のカードを買っておくことにした。

今日も新規開業の南北線に乗る。目的地は白金高輪だ。開業前の仮称は「清正公前と」いう由緒ありそうな名前だったが、開業してみたら、白金と高輪のありがちな合成駅名になってしまった。そういう八方美人的な駅名はやめた方がいいと思うのだが、シロガネーゼといわれて最近ネームバリューのあがった白金の名前を使いたかったのだろうか。ちなみに、白金は「'''しろかね'''」と濁らずに読むので間違えないように。また、白金と呼ばれる地域は、ハイソな町並みはごく一部で、町工場が残っていたりする、どちらかといえばうらさびれた雰囲気のある町なのだ。

とりあえず、恵比寿にむけて歩く。渋谷同胞幼稚園のそばで小学校低学年の少年がバトンの練習をしていた。回転させながら空中に放り投げたバトンを、後ろ手で受け取ったりするのだ。あまりにすばらしい手さばきだったので、この才能をこれからいかしていく道があるかどうか逆に気になってしまった。

恵比寿駅のすぐ近くで、若い女性二人が地下に続く階段を下りていった。外国のポリスボックスのような入り口の上には、“Number (N)ine”と書かれた文字が、おぼろな赤い光に照らされて光っている。何かの店のようでもあるがいったい何なのだろう。特にNの文字がかっこの中に入っているのがとても気になる。

恵比寿を越えて、駒沢通りを直進。中目黒の手前で、右折し、西郷山通りを西北に向けて歩く。さらに目黒川を渡って、三軒茶屋へ向かう。

世田谷公園では草野球のナイターをやっていた。一、二塁のランナーがダブルスチールして二、三塁になり、さらにフォアボールで満塁になっていた。

散歩は三軒茶屋まで。7.4kmだった。いつものようにスターバックスで散歩後の休憩。もうホットドリンクで全然平気だ。なんともいえない甘さに幸福感を感じる。そういえば、三軒茶屋では10月28、29の両日、大道芸のフェスティバルが開かれるらしい。去年もちらりとみたが、なかなかレベルの高いものだった、今年も見てみようか。さっきの'''バトン少年'''もひょっとしたら、これに参加するのかもしれない。

秋葉原に向かい、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン天使の詩』のDVDと…ドラクエを買ってしまった。ドラクエの封は仕事が一段落するまで切らない。というか切ってしまったら、仕事が一段落することはないだろう。

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