起きるのが遅い上に、最近は、起きてからパソコンを立ち上げてメールやWebを見たりRio500に曲を転送したりすることが習慣化しているので、出かけるのがなおさら遅くなる。今日も3時過ぎ。どうにかしようと思ってはいるがどうにもならないことの一つだ。
まずは食事だ。いつも悩むのだが、最近食べていないものという考え方をしてみたところ、「とんかつ」という答えがあっさりすぎるくらい簡単に得られた。蒲田ではあまりとんかつのおいしい店を知らないので、東京駅の地下にいくことにした。ここのとんかつは、値段と味のバランスがとれている。この季節は何といってもカキ、カキロース定食を注文した。この店はごはんとキャベツはおかわり自由だが、少食なぼくにとってはあまりメリットがなかったが、今日料理が出されるときに、店員がみそ汁もおかわり可能だといっていた。おそらくは数年前までは可能だったはずなので、それが復活したのだろう。もちろん、活用させてもらった。
地下通路を通って、東西線の大手町駅まで歩いた。大手町で、「ベルビー赤坂」のポスターを見た(ちなみに「ベルビー」とはbelle vie つまり“beautiful life”のことらしい。あの番組にあやかろうということだろうか)。11月1日に赤坂見附の駅の上にオープンしたファッションやレストラン等の主に女性向のショッピングゾーンだ。ポスターのキャッチフレーズは「赤坂がよくなった。」
そういうと、それまでの赤坂がまるでよくないみたいだが、実はぼくも同感だったりする。赤坂は散歩していてもあまり面白くない街だ。リーズナブルな値段でおいしいものを出してくれる店も少ないし、町並みもギトギトしている。北を赤坂御所に押えられているため、街の広がりに欠ける。赤坂御所がどこかに移転してくれると、ほんとうにうれしいのだが。せめて真中に自由に通行できる道を作って欲しい。
電車に乗り込んで、下りたのは門前仲町。久しぶりの散歩開始だ。
まずは、にぎやかな永代通りの商店街を木場方面に歩く。橋を渡ったところで右折し、建設中のイトーヨーカドー木場店の方に向かった。建設中とはいっても建物はほとんど完成している。敷地も広いし、外観も立派だ。さすが小売業の勝ち組はちがう。このあたりはほかに大型店がないので、集客力も高いと思う。
かつて遊郭があって栄えた洲崎にたどりついた。木場と東陽町の中間だ。いまでは昔の面影はほとんどないが、そういう場所特有のさみしさとはなやかさの名残のようなものがうっすらとただよっているような気がする。もうあたりはとっぷりと暮れて、まばらに点在する飲み屋のネオンが弱い光をなげかけていた。
夜の緑道というのはなかなかいいものだ。街灯が煌々と照っているし、夜でも人通りが途切れないので、怖さはない。すれちがう人影が、まるで舞台の上にたつ登場人物のように、浮かび上がっては消えていく。
清洲橋通りという大きな通りを歩いていたら、秋葉原行きのバス停があるのに気がついた。秋葉原の駅前によく停まっているバスはこのあたりから来ているのだ。疲れたわけではなかったが、連休初日にあまり歩きすぎてはよくないので、扇橋二丁目という停留所からバスに乗ることにした。5.8kmだった。
バスは清洲橋を渡って、水天宮や神田駅を経由し、秋葉原に到着した。約20分ほどかかった。
秋葉原では、『パパと呼ばないで』の第9巻と、Charaのベストアルバム“Caramel Milk”を買った。パソコンのアップグレードの計画もあるが、何をアップグレードすればよいか決めかねている。CPU、マザーボード、ケース、ビデオカード、ハードディスク…。この休み中にじっくり考えることにした。
昌平橋のそばに萬楽というラーメン屋があって、店頭にラーメンの写真が何枚かかかっている。何ヶ所か黒い四角で塗りつぶしてあるように見えたので、なんだろう客に見られては困るものか、と思ったが、よく見ると海苔だった。
カフェモカが飲みたくなったので、淡路町のスターバックスまで歩いた。そのあと神保町まで歩いたが、時計を見ると7時半で、本屋はもうしまっていた。地下鉄に乗り込む。
前回は三田線で帰ったので、今日は半蔵門線で永田町までいって、そこから南北線経由で帰ることにした。南北線が全線開通して東急目黒線と直通してから、帰宅の経路が増えてなかなか面白い。ちなみに神保町から目黒までは都営だと260円かかるが、営団だと190円だ。都営はほんとうに高すぎる。

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