昨日の天気予報によると今日の最高気温は17℃といっていたような気がする。たぶんぼくの気のせいなのだろう。空に重い雲がどんよりとたちこめた寒い一日だった。
自宅から蒲田駅へ向かう道すがら、小学生らしき女の子二人で「抹茶色」と「真茶色」は声に出すと区別がつかないという話をしていた。たしかにその通りだ。最初は偶然の一致のような気がしたが、考えてみると両方とも「茶」なのである。日本で「茶」といえば、緑茶が一般的であるにもかかわらず、茶色はなぜ緑でないのか、そこに問題があるということがわかった。なぜだろう。
東京駅の構内に新しくできたメディアコートとダイニングコートを見てみた。八重洲方面から丸の内方面を見て向かって右がダイニングコート。中華料理店、イタリアン、回転寿司、パン屋など飲食店が入っている。向かって左がメディアコートで、本屋、小規模なコンビニ、カフェなどがある。二件のカフェが隣あっているのだが、左側の方は軽食もとれるような感じで、右側はほんとにカフェ専門。コーヒーのメニューはほぼ共通なのだが、なぜか値段がちがっていて、左側が軒並み400円台なのに、右側は200円台後半からあるという不均衡。どうなっているのだろう。全体的にいうと、新しいタイプの店舗ができたというより、従来から駅構内にあったような店の数が増えたという感じだ。まあ、選択肢が増えるのはいいことだ。
食事はそこでとらずに、改札を出たところにあるニュートーキョーというレストランでステーキを食べた。以前食べたときより、肉が硬く、繊維がぼろぼろになっているような気がした。いかにも、冷凍の期間が長いという感じだ。今ひとつだった。
銀座線で浅草へ。そこから散歩開始だ。浅草はさびれたというが、それでも休日には人であふれかえっている。浅草寺を抜けて、WINSの前に出たら、馬券を求める人がすごかった。その先の喫茶店の外には街頭テレビのように窓に外向きにすえつけられたテレビがあって、競馬中継が映し出されている。そこにもちょっとしたひとだかりができていた。どうもギャンブルとギャンブルに夢中になる人は好きになれない。
昔の山谷堀が埋め立てられてできた公園で、中年の男性がベンチに腰掛けたまま、不自然なほど首を傾けていた。なんかキリコの絵に出てくるような風景だった。隅田川のほとり、リバーサイドスポーツセンターのわきでは、散歩に連れ出された犬がたくさん集まっている。それをしゃがみながら眺めている男性の指には包帯。以前その犬の中の一匹に噛まれたことを根に持って、復讐するための機会をうかがっているようにも見えた。
桜橋を渡って墨田区側へ。活気のないうらさびれた街を歩くものの、寒さで気力がなえて東武の曳舟駅でダウン。4.2km、短かすぎだ。
東武亀戸線に乗り込んだ。途中3駅だけの地味な電車だ。一駅目は小村井、オムライスをほうふつとさせる。おいしいオムライス屋さんのオムライスではなく、場末の大衆食堂のオムライスだ。次は、東あずま、なんかばかにされているような駅名だ。次は亀戸水神、ホームに亀戸天神と間違えないように赤い文字で書いてある。間違えておりる客しかいないのか。
そして、終点亀戸。いつの間にか改札の前にスターバックスができていたので入った。かなりの混みよう。隣に座っていた男性が、ノート型のMAC、PowerBookをいじっていた。かなり大きい。流れるようなキータッチで、何か仕事をしているようだったが、こういうところでやられると違和感がある。
せっかく亀戸にきたので、今まで一度もいったことがなかったサンストリートにいってみることにした。けっこう評判になっているショッピングモールだ。京葉道路沿いを千葉方面に5分ほど歩くと、すぐに見つかった。空いた土地に高階層ビルを建ててそこに店舗を押し込めるのではなく、フラットに土地を使ってそこを歩き回る楽しさを客に感じてもらおうというのが最近の流行のようだ。南町田のグランベリーモールもそうだった。グランベリーモールは碁盤の目上に配置して見通しをよくしていたが、サンストリートは全くの逆で、アジア的な入り組んだ街路の感覚を味わわせてくれる。
駄菓子屋(シナモンの味がするタバコ型のお菓子があった。なつかしい。)、セレクトインキムラ、トイザラス、無印良品、ジョージズファーニチャーという雑貨屋など、楽しい店がいっぱい。もちろん食べるところもよりどりみどり。なかなか面白いところだ。また今度来ることにしよう。
帰り、秋葉原によった。今まで階段をおりて左側にあった精算機が右側につけかえられていた。以前は精算機のせいで、人の流れが阻害されて混雑を煽っているようなところがあったが、これで少しはましになるような気がする。秋葉原では『パパと呼ばないで』の第10巻、第11巻とショーソンの歌曲集のCDを買った。しかし、週末のぼくはほんとに散財しまくりだ。

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