ユウタ君

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今日は、もともとあまり野暮ではない用事があったのだが、延期になった。したがって、いつものように散歩だ。

多摩川線の電車の中で隣に3歳くらいの男の子と30代くらいの女性が座った。最初は母親かと思ったが、ちがうようだ。叔母さんか何からしい。なかなか面白い子で、武蔵新田駅についたときに、武蔵丸に会いに行ったなどと言い出すので思わず笑ってしまった。ユウタ君(その子の名前)のパパは、彼がママとでかけていると早く帰ってくるそうだ。

三軒茶屋でおりた。駅前のしおじまというとんかつ屋に入る。最初はすいていたのだが、ぼくが注文したロースカツ定食を待っている間に次から次へと人が入ってくる。3時を過ぎているというのに、かなり繁盛している店らしい。味はまあまあ。一見豚汁のようなものが出てきたので飲んでみたが、大根やにんじんばかりだ。野菜たっぷりのヘルシー和風スープかとも思ったが、底の底に豚肉が一切れ沈んでいた。やはり豚汁だった。

今日の最高気温は16度だったそうだが、ぼくが歩き出す頃にはもう冷たい風が吹き始めていた。とても損をした気がする。やはり早起きはするものだ。

茶沢通りを下北沢方面に歩く。少女を手のひらにのせたゴリラが彫りこまれているビルの一階に豚々亭というラーメン屋が入っていた。テレビで取り上げられたこともあり、ぼくも一度入ったことがあるのだが、今日見てみたら、貸し店舗になっていた。厳しい世の中だ。

左折して若林方面へ。環七を渡るときに世田谷線の電車が信号待ちをしていた。考えてみれば珍しい光景だ。

梅ヶ丘方面へ。小田急の踏切を渡る直前のマンションに「燐光群駐車場」という貼り紙がしてあった。一度も観たことはないが、名の知れた劇団だ。そういえばこの前ここを通りかかったときに、若い男女が大勢出入りしていた。

東松原を越えたところで東を目指す。環七を再び渡って、下北沢の街に入る。散歩はここまで。6.5kmだった。スターバックスに入ったり、雑貨屋、ツクモをひやかしたりする。

渋谷で銀座線にのりかえ末広町まで。イケショップでPalm用の日本語変換システムATOK Pocketを購入。散歩の途中のメモをとるのにPalmを使っているが、入力がまだらっこしくていけない。これで少しは楽になるだろうか。石丸電気で、大貫妙子、奥田民生、鈴木慶一、宮沢和史、矢野顕子の5人が7月に行ったライブのCD“LIVE Beautiful Songs”を購入。

神保町まで歩く。もう三省堂が閉まりそうだったので、急ぐ。なんとか間に合って、ちくま文庫の『ゲゲゲの鬼太郎第1巻』を買った。「ゲゲゲ」の由来が知りたくて調べていたのだが埒があかないので、原作を買ってみることにしたのだ。読んでも結局、由来はわからなかったが、漫画はとても面白かった。

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