風花

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風花とは雪のことをいうそうだ。しかし、連休最終日の今日は雪とは無縁な汗ばむくらい暖かな日。このままいくとこの連休はすべて消化不良のまま終わりそうな気がしたので、できることをやってしまう日にしようと思っていた。できないことはもちろんやらない。

まずは映画『風花』。銀座ではレイトショーのみになってしまったし、渋谷もそろそろ終了が近いかもしれない。今日観ておくのが正解だろう。家を出て渋谷のシネアミューズに直行し、7時からの当日券を確保した。

次に『東京日和』のロケ地めぐり。稲城市坂浜の民家を見つけるのは長丁場になりそうなので、今日のところは原峰公園だけでも撮っておくことにした。食事をとる時間がもったいなかったので、すきっ腹をかかえたまま井の頭線に乗り込む。永山についたのは18日とほぼ同じくらいの時間だった。

さすがに今回は迷いもせず最短経路でたどり着くことができた。ただ、いつの間にか太陽は厚い雲の下に隠れ、写真日和ではなくなってしまった。

原峰公園は地形が起伏に富んでいて面白いが、映画で受けた印象より格段に狭い公園だった。何より驚いたのは人気がないこと。公園の中で見かけたのは散策中の老夫婦二組だけだ。子供の声がしない公園というのは、やはりさみしい。暗いので手ぶれが心配だったが、一応撮るべき写真は撮った。狭いので、かかった時間はものの15分くらいだろうか。

鎌倉街道までおりて、聖蹟桜ヶ丘行きのバスに乗る。前のドアがなかなか開かないので、じっと待っていた。視線をずらすと、後ろのドアが開いている。運賃後払いで整理券をとるタイプのバスだった。

席にかけて、さあのんびりするかと思っていると、あっという間に聖蹟桜ヶ丘についてしまった。駅の周りにはスターバックスやユニクロもあるし、かなりに都会的な雰囲気だが、少し離れると静かというよりうらさびれた感じが支配するようになる。

京王線と井の頭線を乗り継いで再び渋谷に向かう。渋谷についたのは6時10分くらい。映画の始まる15分前には会場に入らなければならないのであまり時間がない。いくつか買い物をすませてから昼夜兼用の食事。時間がないので、松屋でカレーをかっくらった。

6時45分を少し過ぎたくらいに到着。館内は比較的空いていた。

酔っ払って引き起こした不祥事がもとで文部省をくびになったエリート官僚(浅野忠信)と何年も前に別れた娘に会いにいくピンサロ嬢(小泉今日子)が北海道を舞台に繰り広げるロードムービー。いやみだけど憎めない男の浅野忠信は好演。きらきら光る「風花」の中で小泉今日子の踊るダンスもよかった。

ブックファーストによるが目当ての本が見つからず。

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