「夜来風雨の声」を聞きながら浅い夢をずっと見ていた。何度か目がさめたが本格的に起きたのは例によって昼過ぎ。雨が上がるのを待ってから散歩に出発した。
渋谷に向かった。大戸屋で食事。店内の貼り紙によると、大戸屋は駅前の昭和三十年代の駅前50円食堂からはじまったらしい。
公園通りをNHKの手前で左折。税務署のところでまた左折して、渋谷の中心部に戻る。東急ハンズ、東急本店と、渋谷の繁華街を一回りして松涛の鍋島公園の方へ。途中、悪魔そっくりの背が高くて顔の色が浅黒い初老の男性が、フランスパンをかじりながら、地面に生えている草に向かって説教をしていた。というか呪文かもしれない。今日の夜には、足がはえて、マンドリコアのように動き回るにちがいない。
駒場。このあたりは行き止まりの道が多い。雰囲気がよさそうな道があってもついつい進むのを躊躇してしまう。ご丁寧に「行き止まり」と書いてあったりもするが、実はそれは車向けのメッセージで、歩行者は通れる可能性もあるのだ。でも、今日もまたいつもの商店街沿いの道を歩いてしまった。
駅を通り過ぎて日本民芸館の方へ。その向かい側は確か東大の研究センターか何かで一般人は立ち入り禁止なのだが、何人か人が入っていくのを見て、ついぼくも後から入っていってしまった。休日なので人通りは少ないが、見た目はふつうの大学のキャンパスとかわりない。少し歩くと、PCの墓場のようなところがあった。PCのケースやモニターの残骸が、無造作には放り散らかされている。よくぞ、こんなに集めたものだ。
池ノ上を経由して下北沢まで歩いた。久々のシモキタはやはりいい。下北沢のツクモでいろいろ見てから、小田急線で新宿に向かった。
ヨドバシカメラでまたもやいろいろ見てから(またもや役立たないソフトを買ってしまい。ちょっと後悔。値段が安いのであれだが)、近くのうどん屋三国一で夕食。ここはサラダうどんが名物なので、今日は空海という、豆腐と、中華ごまドレッシングがかかったやつを注文してみた。うどんはしこしこしているし、ドレッシングも辛味がきいていてとてもおいしかった。
そのあと、南口の紀伊国屋で、『陰陽師』の3巻を買おうとするが、売り切れだった。なんか紀伊国屋は最近あまりよくないと思う。
結局、渋谷でおりて、『陰陽師』3巻を入手した。ついでにしりあがり寿の『弥次喜多 in DEEP』も買ってしまった。帰りに電車の中で読んだが、『弥次喜多』の世界はすごいぞ。

コメントする