起きて時計を確認したら、1時30分だった。このところへばっているとはいえ、いくらなんでも寝すぎだ。体が重い。
蒲田が最寄駅だと、どこかに出かけるのにはJRか東急どちらかを使うことになる。先週末は二日ともJRを使ったので、今日は東急にしよう。多摩川線と東横線を乗り継いで自由が丘で降りた。
食事するところを探しながら、ギアを低めにして、自由が丘の街を歩く。なんかこれといって食べたいものがなく、ぶらぶら歩くうち、市街を抜けてしまった。今日は夜芝居を観ることになっているので、その前に昼食/夕食をかねた食事をとればいいと考え、そのままギアをあげて、散歩に突入してしまった。
自由通りという道を歩く。名前もいいし、街並みもいいのだが、車が多いのが玉に瑕だ。ごきぶりみたいにぞろぞろぞろぞろわいてくる。
道をそれて駒沢公園の中へ。なんかさわやかだ。歩いているうちに体の重さがとれてきた。公園の周囲にそってほぼ半周、駒沢公園通り側の出口に出る。その前のベンチでしばし休憩。羽虫たちがまた群れ飛んで、柱を作っている。よくみると、一匹一匹が狂乱しているといっていいまでに激しく動いている。祭りのようだ。虫にとっては一日は人間の一年くらいの長さで、人間が毎年祭りで踊り狂うように、虫たちも毎日踊っているのかもしれない。
246を渡ってしばらくいったところで駒沢公園通りをはずれる。感じのいい小道があったのだ。そのとたんぽつりと雨が落ちてきた。道に沿った高台に公園があるようで、姿は見えないが子供たちの遊ぶ声が聞こえてくる。雨はだんだん激しくなってきた。
狭い道から桜新町に向かう広い道に出る。目的地は下高井戸だったので、Uターンするような道を選んだ。歩いていくうちにさっき子供の声が聞こえた公園に出た。雨のせいか人気はすっかりなくなっていた。
歩いていくうちにまた駒沢公園通りに逆戻り。それとともに雨が上がった。狐に化かされていたのかもしれない。
上町駅から宮の坂駅へ。駅前の世田谷八幡に入った。静かないい神社だ。中でなんと何と劇作家の宮沢章夫さんを見かけた。京都にいっているはずだが、週末でこちらに帰ってきているのだろう。お参りをして、もう一度見渡してみたが、もうどこにもいなかった。でも、なんか街の広がりというか、世界の広がりを感じられた。
経堂から、下高井戸へ。すれちがった女の子がもっていた鯛焼きがめちゃくちゃおいしそうだったので、ぼくもその先の店で買い求めた。歩きながらぱくついて、世田谷線の電車の中に持ち込んだ。ちょっとぼくには甘かったが、衣はかりかりしているし、尻尾まで餡子が入っていた。おなかがすいていたこともあって十分満足。ちょっとした至福のときだった。
芝居を観るために三軒茶屋に出た。その前に腹ごしらえだ。さすがに腹が減っていたのでフランス亭でステーキ。食べ過ぎて苦しくなってしまった。
時間がちょっとあったので、スターバックスに入った。時間になったので、すぐ前のシアタートラムへ。今日観たのは青年団の『上野動物園再々々襲撃』。すばらしかった。いつものように上演台本を買う。
帰りに渋谷でしりあがり寿『弥次喜多 in Deep』と、『PostgreSQL完全攻略ガイド改訂第3版』を買った。

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