池上線の大崎広小路でおりた。まっすぐ蕎麦屋遊庵に向う。前回(7/21)は休業だったが、さすがに今日は開いている。ようやく蕎麦にありつけるというわけだ。ここにくるといつもきつねせいろなので、今日はほかのにしようかと一瞬迷ったが、やはりきつねせいろにしてしまった。油揚げの中にくるまれた挽肉がジューシーで最高だった。もちろん蕎麦もうまい。
さて、今日は気温が低めなので散歩だ。といっても、湿度はかなり高く、汗がにじみでてくる。あまり散歩日和とはいえないようだ。とりあえず山手線で一駅先、目黒にたどりつき、山手線の内側に侵入。首都高の下をくぐると自然教育園があった。武蔵野の自然がそのままに残っているらしい。入場も一度に最大300人までに制限されている。今まで近くを通ったことは数え切れないが、中に入ったことはない。せっかくの機会なので入場料210円を払って入ってみることにした。
入るときにピンクのリボンを渡された。髪につけなければならない…わけではなく、服の見えるところにつければいいらしい。園内は静かではなく、街中とはまた別の音に埋め尽くされている。セミの声だ。一瞬にして森の中奥深くにわけいったようだが、遠くから聞こえる車のエンジン音が、街のすぐそばだということを教えてくれる。
ほんとうにすべてを自然のままにまかせているらしく、もともとあった松林が広葉樹林に変化している場所があったりする。入り口においてあったパンフレットには、ザトウムシという足の長い蜘蛛のような虫が群れなしていると書いてあったが、1匹だけそれらしきものをみかけただけだった。蛇もいるらしいが、これも発見できず。代わりに大蛇の松という名のつけられている、やたら太くて幹がのたくっている松があった。
そんなこんなで園内を一周。三十分ほどかかったか。森の中のさわやかさはあまり感じなず、街中に出たときなぜかほっとした。風もむしろさわやかだった。やはりぼくには街があっているようだ。
古川に沿うように麻布十番へ向った。麻布十番ではまず鯛焼きの浪花屋へ。今日は「~時間待ちです」という張り紙が出ていなかったので、聞いてみると40分待ちとのこと。それくらいは待ちましょう。注文だけして、スターバックスで時間をつぶした。昨日買った『ビール大全』という本を持っていたので、あっというまに時間は流れていった。おいしいビールが飲みたくなった。
鯛焼きを受け取る。普通より平べったくて、白くてぱりぱりの衣にくるまれている不思議な鯛焼きだ。わざわざ待って買った甲斐があった。頭からかじりながら、六本木まで歩いた。自然教育園の中も含めて9.3kmだった。

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