上水沿いの小道

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今日は武蔵野方面を歩くことにした。出発点はまた三鷹北口。暗くなるまであまり時間もないので、昼食は三鷹駅前の松屋でカレーにした。味はそれなりにおいしいが、気分は少しチープになる。

玉川上水沿いに歩こうと思っていたが、気まぐれで一本道をずらしてみた。何ということもない住宅街。面白くなかったが、曲がるきっかけのないまままっすぐ歩きつづける。野鳥の森という1haくらいのこじんまりとした公園があった。狭いながらも鬱蒼と木が茂っていて、気持ちのいい場所だ。鳥の姿は残念ながら見かけなかった。

公園のすぐさきで道が途切れたので、ようやく上水沿いを歩き始める。木々や笹の向こうから時折顔を出す流れ。道の向こう側に木が一本立っていて、小さなリンゴのような赤い実が一つだけなっている。手をつないだ老夫婦が通り過ぎる。

小金井公園の中に入る。都心では考えられないほど巨大な公園だ。その広大な敷地の中にたくさんの人、しかも家族連れが多い。変なテーマパークにいくくらいなら、こちらの方が安いし(無料)、遊び方も自由で楽しいのだろう。

江戸東京たてもの園という江戸東京博物館の分館。外から覗いただけだが、廃止された都電の車両、銭湯、明治・大正時代のものとおぼしき風格ある建造物と、なかなか面白そうだ。入り口にたどり着いたとき、ちょうど閉園の放送が流れた。今度デジカメをもって来ることにしよう。入園料は400円だそうだ。

『桜の園』と呼ばれる場所にたどりついた。チェーホフの戯曲みたいな名前だ。春には桜の花が咲き乱れるのだろう。そのころにまた来よう。その中のベンチに座ってサックスの練習をしている男女二人組み。ジャズだ。スイング感が気持ちいい。ぼくも少し離れたベンチに座って、休憩がてら耳を傾けた。

公園を出て、北に向う。住所が花小金井にかわる。「小金井」という名前がついているが小金井市ではなく小平市。小平市を散歩するのはもちろん初めてだ。ところで花小金井の「花」とは何だろう。

散歩は西武新宿線の花小金井駅まで。7.3kmだった。まだ5時だというのに、夕闇がミルクをいれたくなるほど濃い。

急行で高田馬場まではあっという間。東西線に乗換え九段下へ。いつもの空いているスタバで、コーヒーとクロワッサン。ちょっと神保町の本屋を冷やかしてから、新御茶ノ水の駅まで歩く。

千代田線で日比谷まで行き、ビックカメラでPS2のゲーム「ブラーボーミュージック」とCHARAの最新アルバム“MADRIGAL”を買った。「ブラーボーミュージック」は、クラシック音楽の指揮をするゲーム。なかなかおもしろそうだ。

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