冬のスイカ

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今日から、JR東日本のSuicaが使えるようになる。定期券とイオカードの機能をあわせもったカードで、ICが埋め込まれて電波で通信するので、ケースに入れたまま改札機に軽く触れるだけでいいのだ。ところで、Suicaとは“Super Urban Intelligent Card”の略らしい。今調べて気がついた。

事前の報道で、会社で一括購入された定期券は、生年月日が入力されない場合があるので、しばらくは交換できないというようなことも言われていたが、とりあえずだめもとで試してみた。結論をいうと、ぼくの定期の場合は生年月日が正確に記録されていて、問題なく交換できた。デポジットと呼ばれる預かり金500円(定期券返却時に払い戻される)と、5000円のチャージで、計5500円支払った。

早速、利用してみる。カードを入れたまま。三角形の斜面の部分に定期券を置く。すると、すいっと改札が開く。なかなか快適だ。

まだ快速が走っている時間帯なので、田端経由で池袋に向かう。池袋でもタッチ&ゴー。一瞬、データが読み取れないというメッセージが出たが、改札は開いた。いったん改札を出てから不安になった。ひょっとして使えなくなっていたりはしないだろうか。ついでに、イオカードの残額をSuicaにチャージできないかどうか実験したかったので、券売機に挿入してみた。すると、危惧したとおり、駅係員にご相談くださいというメッセージ。

そばで待機していた駅員の人に言って調べてもらったら、何と蒲田の入場記録もなかったそうだ。おそらくタッチのさせ方が甘いのだろう。しかし、それでも開いてしまう改札機も問題だ。結局、出場処理だけしてもらい、蒲田・池袋間の380円は払わずにすんだ。ちょっとラッキーだ。

西武池袋線で練馬高野台に向かう。初めての駅。近くを通ったこともない。駅前はいかにも新興住宅地といった感じで、ピーコックがでーんと建っていて、その周りにいくつか店があったりなかったり。ピーコックの中のマックで食事。グラタンコロッケバーガー、チキンナゲット、それにコーヒー。マックはチキンナゲットだけうまい。まずいコーヒーの底には言葉の一口メモが書いてあった。「くびったけ。漢字にすると首丈。つまり、首の辺まで深みにはまって溺れるさま。とりわけ色香に迷う状態に使われる。」

散歩開始。団地沿いの曲がりくねった道を歩く。木々の葉は赤、黄、紫、色とりどりに染まっている。そろそろ見ごろだ。ただで空はもう暮れかけていたが、その上薄い雲が染みのように広がっている。でも、石神井池に映った空はまだ淡く輝いていた。

また団地沿い。緑道のような道を落ち葉を踏みしめながら歩く。だんだん調子が出てきた。足取りも心も軽やかに、上石神井を越え、武蔵関の手前で、左折し吉祥寺通りを吉祥寺へ。7.4km。

スターバックスで休憩。コーヒーはマックの100倍おいしい。PHSのメールで「。」や「、」の入力方法に初めて気がついた。

吉祥寺の駅で、さっき確認しそびれた、イオカードからSuicaへのチャージを調べる。結論としてはだめ。イオカードはイオカードで使い切ってしまわなくてはならないようだ。

ふだんは吉祥寺からだと、井の頭線で渋谷まで出るのだが、Suicaがちゃんと使えるか心配だったので、JRで帰ることにした。改札を抜けたが今度は問題ないようだ。

大井町で途中下車。ユニクロのポイントがたまったので、5000円の値引きサービスを使おうと思うのだが、カードに、発行した店でお使いくださいと書いてある。発行された(つまり初めてユニクロで買った)のは確か大井町だったのだ。

ちょっと迷った末に5980円のダッフルコートを買った。デザインはいいがちょっと重くて肩がこりそうだ。ポイントカードで支払ったが、店員は発行店などチェックしていない様子だった。

蒲田でボジョレヌボーを買った。それくらいの金額を払うなら、もっとおいしいワインがいくらでも帰るが、とりあえず縁起物だ。

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