今日は、散歩というのではなく、街の写真を撮りにゆく。足が自然と、今ぼくの中でホットな『恋のためらい』の舞台である目黒方面に向かった。東急目黒線の不動前で下車する。
カメラを持っているだけではだめで、一枚、二枚シャッターを切ってみて、ようやく自分のすべきことが自分の心と体全体でわかりはじめる。被写体を探しながら歩いていると、歩き慣れた道でもまた新鮮な発見がある。
目黒不動の商店街(不動前の駅と駅名のもととなった目黒不動尊はちょっと離れている)から林試の森公園、油面商店街、アーバンハインツの裏手。中目黒の駅をいったん通り越してスタバで休憩。目黒川沿いを下流に向けて歩いて、いったん駒沢通りを渡ってから、再び中目黒の駅に引き返した。
この間写真を撮ったこと以外特に書くことはない。歩いた距離は6.7kmだった。
さて写真だ。家に帰ってきてから見てみたが、それ自身としていい写真は撮れていなかった(もともとPhotoshopで加工するつもりなので、素材として使えればそれでいいのだが)。
ぼくがほんとうに撮りたいもの、それは街の雰囲気なんかだったりする。もちろん雰囲気は目には見えないし、仮に見えたとしても、360度あっちこっちに漂っているものだから、ファインダーの中にはごく一部しか収まらない。というより、雰囲気は、撮ろうとして撮れるものではなく、心霊写真のように何気ないショットの中にふと紛れ込んでいるもののような気がする。
と書いてみたが、それはもともとの動機であって、実際カメラを持って歩いてしまうと、ちょっと目についたものをただ無造作に撮っているだけになってしまう。それは街の雰囲気は伝えないし、素材としてもあまり使いようがない。
写真は難しい。
このところ今ひとつ元気がないので、せめてスタミナでもつけようと、焼肉を食べに上野に向かった。

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