初歩き・初芝居

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窓から差し込むうららかな日差しをみて、だまされるかと、心を鬼にして厚いコートで出かけたが、実はほんとうに暖かかったようだ。春の兆しをちょっとだけ感じながら、コートが邪魔になった。

吉祥寺へ。もう陽は落ちかけて寒くなってきた。やはりコートで正解だったようだ。早速歩き始める。今年はじめての散歩だ。井の頭通りは吉祥寺で終わりではなく、さらに先まで続いていた。しばらくはまっすぐついていく。三谷通りという商店街が右斜め前に分岐していたので、そちらへ。それでも井の頭通りはすぐそばにある。結局、五日市街道にぶつかって、井の頭通りが消滅するのを見届けた。多摩湖自転車道へ。まっすぐいけば花小金井だが、途中で浮気して小金井公園をかすめてみる。夜の公園。点々とする街灯だけが頼りだ。まあ、それより何より、寒くて寒くてもう限界だった。

ほんとうは中央線沿線に出ようと思ったのだが、着いたのは結局花小金井。7.4km。

新宿に出る。7時半から下北沢で今年初めての芝居を観ることになっているが、まだ少し余裕がある。ヨドバシカメラなどをのぞいてみるが、特に目的もないので、すぐに出てしまう。そのまま下北沢へ向かう。

芝居の前の腹ごしらえのために大戸屋へ。黒酢あんの鶏唐揚げ定食を注文したら、お勧めメニューなのでアンケートに答えてほしいと用紙を渡された。その回答をこちらにも書いておこう。味→「おいしい」、「まずい」しか選択肢がない。完食したのでとりあえず「おいしい」。濃さ→これは「濃い」、かなり「濃い」、相当「濃い」。量→多くもなく少なくもなく「良い」。温度→どうでもいいけど「良い」。盛り付け→「良い」。カロリー→1000kcalつまり1Mcalを超えているので「高い」。価格→680円は「良い」。ご飯→「おいしい」。

なんていうことを書いている間に、芝居の時間がせまってきた。場所はスズナリで、演目は猫のホテル『起きてる者はいないのか!』。

猫のホテルははじめてだった。よくも悪くも小劇場的だったなという感想。内容的にも映画のパクリだったのがとても残念。客演の人も含めて役者は結構よかったのだが。

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