ようやく春らしい気候になってきた。光の粒子が舞う。コートをジャンバーに変え、マフラーと手袋を脱ぎ捨てる。
下高井戸から歩き始める。日大に向けて商店街をゆくと、鯛焼屋がある。おなかがへっていたので、数人並ぶ行列の最後についた。みんな5個、7個とまとめ買いするので行列はゆっくりと進んでゆく。ぼくは100円玉を渡して1つだけ買った。
鯛焼をかじりながらぶらぶら歩く。おいしい。でも、ころもからあんこがはみ出してちょっと困った。
下高井戸では来週末桜祭りが開かれるらしい。だが、日大のまわりの桜はまだまだつぼみにもなっていなかった。
経堂と千歳船橋の中間あたりで小田急のガードをくぐり、さらに清掃工場の煙突を目印に砧公園へ。
砧公園に着いたときにはもう日がほとんど暮れていた。ベンチに座って、空を見上げると、まだまだ青空が残っている。細切れの雲が、薄い皮膚の下に浮かび上がった静脈のように見えた。
聖ドミニコ学園の脇を通ってニコタマまで。8.4km。
玉川高島屋SC地下のカレー屋ラボールで、シーフードカリーを食べた。マサラティーをつけて1180円。
蒲田に戻ってから、池澤夏樹の『骨は珊瑚、眼は真珠』を買った。

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