冬青木

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五月だというのに、御茶ノ水駅前のスクランブル交差点でふうっと息をはいたら、白く濁った。出がけに降っていた雨は上がっていた。

数年ぶりの古書店巡り。朽葉色の箱に収められたたくさんの学術書がとてもえらそうに見える。本はかつて「知」の王様だった。いまや、「知」そのものが one of them にすぎない。

そのまま歩き始める。ホテルグランドパレスの裏の坂は冬青木坂という名前がついていた。「もちのきざか」と読むらしい。冬青木ということはもともと常緑樹という意味だろうけど、文字のセンスがとてもいい。

外堀沿いの公園へ。紀尾井町あたりまでずっと見晴らしのいい緑地が続いている。カラスとコミュニケーションをはかっている中年女性に、ヨーロッパ系の男性二人が話しかけている。

閑静な赤坂の高級住宅地をぬけて、六本木ヒルズまで。8.7kmだった。

カレーうどんの古奈屋で食事。五穀雑炊というメニューがふえていたので、エビ天入りのやつを注文してみた。1460円。ヘルシーで腹にたまるし、うどんよりいいかもしれない。

ヴィレッジヴァンガードで、散歩の達人6月号と、内田樹『ためらいの倫理学』、青山ブックセンターで談no.70 特集『自由と暴走』を買う。

スタバでソイラテ。

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