乾いた風

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乾いた風がときおりふきつけてきて、この三日間の中では一番過ごしやすい。久しぶりに東京の東側に遠征してみることにした。東京駅日本橋口から目と鼻の先の三越前駅で半蔵門線に乗り込む。

来た電車は押上どまりだった。押上から先東武伊勢崎線と直通運転をしているのだが、半分以上押上どまり(一部は清澄白河どまり)で、しかも接続駅は一つ先の曳舟なのだ。次の直通の区間準急がくるまであと17分もあった。東武線の業平橋駅はすぐそばのはずなので、自己満足的に東京の交通事情に明るいところを証明してみることにした。だが、地上にでるまでが大変で、出てからも炎天下を400mも歩かされてしまい、ホームに着くまでに15分近くかかってしまった。結局次の曳舟で、もともと乗るはずの区間準急に追いつくことができたのが不幸中の幸いだったが、じっと待っていたほうがずっとよかった。

東京のはずれ竹ノ塚でおりる。東口の商店街をぬけて元淵江公園。くたびれた男たちが池に釣り糸をたらしている。日本で一番汚い川綾瀬川にかかる内匠橋を渡って、名前だけは風流な雪見公園で休憩した。

日陰の路地を選んで環七沿いの北綾瀬まで。6.6kmだった。駅のすぐそばにある春は桜がきれいなしょうぶ沼公園でまたしても休憩。

新御茶ノ水から駿河台の坂をくだる。洋食店の前にシチュー風ハンバーグというメニューが書いてあったので、入ってみたがメニューにない。店員にきいてみたら、ここではなく3階にある別の店だといわれた。同じ系統の店が同じ建屋の上と下に入っているなんてまぎらわしい。申し訳なかったが、店員の厚意に甘えて店を出て、あらためて狭い階段をのぼってザ・ハンバーグという店に入った。

シチュー風ハンバーグのどこがシチュー風かというと、鉄板の上を覆い尽くすようにドミグラスソースがかかっているところだ。スープとライスがついて830円。なかなかおいしかった。

スタバにばかり入っているので今日はタリーズと思ったが、もうすぐ閉店といわれ、仕方なくまたスタバへ。昨日のような激烈なのどの渇きはなく、穏やかに紫色の液体をすする。

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