somewhere over the rainbow bridge

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会社でちょっと作業をしてから外に出たのは4時をちょっと過ぎたところだった。風が気持ちよすぎて、頭の中がいきなり散歩モードに切り替わる。昼休みの憩いの場所、竹芝に立ち寄ってから、本格的に歩き始めた。

ゆりかもめの下、すなわち海岸沿いを歩いてレインボーブリッジのたもとへ。今日はレインボーブリッジを歩いて渡るつもりなのだ。思い起こせば、レインボーブリッジが完成したばかりの頃、一度だけ歩いて渡ったことがある。300円も通行料を支払わされ、おまけに渡りきった先のお台場は工事で閉鎖され(地面を大規模に掘り返していて、まるで街を地下奥深くから発掘しようとしているようだった)、どこにもいくことができなかった。今は通行料は無料だ。昔は案内してくれる女性が何人もいたのだが、その姿もなくなっている。こうしてみると300円というのは彼女たちに支払われる料金だったことがわかる。彼女たちはどこに消えたのだろう。お台場の砂浜の蟹になったのかもしれない。

コースは2つある。都心を望むノースルートとお台場がよく見えるサウスルート。まずはノースルートを選んだ。橋の上は非日常的な世界だ。高いところから海や街をながめていると空を飛んでいるような気分になる。東京タワー、高層ビル群、晴海埠頭という見慣れたものたちと、晴海と豊洲をつなぐ青い橋、有明から豊洲にのびるゆりかもめの水色の高架線、その傍らの小さな緑色の橋という新しくできるものたち。20分ほどで対岸のお台場の砂浜に着地する。

食事休憩。デックス東京ビーチ台場小香港の鴻星海鮮酒家という店で香港飲茶Aセットというのを注文した。最初に小鉢で、白魚を揚げたものとピーナッツがでてくる。白魚はニンニクがきいていておいしい。春巻、ハッシュトポテト、蒸籠に入ったシューマイ3種、それに主菜(数種類の中から選べるがぼくは焼きそばにした)とデザート(タピオカ入りのココナツミルク)という献立。1480円のはずだが、なぜか請求されたのは1580円。おかしいと思ってレシートを見たら、白魚はお通しで別料金なのだった。最初に説明してほしかったような気がする。

お台場に来るのは雨の日が多いので、ほとんど探索してなかったりする。今日は潮風公園までいってみることにした。名前の通り潮風が気持ちいい。船の科学館の脇を通って、国際研究交流大学村、そしてパレットタウンへ。スタバで休憩。ストロベリークリームフラペチーノのクリームが多すぎて口の中がべとべとして余計にのどが渇いたような気がする。

再びレインボーブリッジへ。今度はサウスルートをとる。宵闇の中に浮かび上がるお台場の街の灯りが美しい。8月14日に花火大会があるのでそれをこの橋の上から見たらどんなにかすごいだろうと思ったが、その考えはすでに先回りされていて、14日は遊歩道は閉鎖されてしまうらしい。残念。行きと同じく20分ほどで芝浦に到着。

運河縁の暗い道をたどって品川駅まで。途中に何度か休憩をはさんだが14.3kmというすごい距離を歩いてしまった。

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