三田線の車内がいやに混んでいるなと思ったら、今日は板橋花火大会があるんだそうだ。花火大会より気になったのは乗り合わせていた男性の服装で、全身が女子高生の鞄になったようにいろいろなものをぶらさげている。大半はアクセサリー系の小物だが、中には手錠、ホルスターに入ったモデルガン(だと思う)もあった。時計は金ぴかでネクタイは草間弥生がデザインしたようなサイケ調。白い髭と顔に刻み込まれたしわからしてかなりの年配とお見受けしたが、体格は立派で、姿勢も凛としていた。ある意味すばらしい。
花火会場の最寄駅西台でおりる。といっても花火をみるつもりはなく会場と反対方向に歩き出した。花火は家や勤務先が会場のそばというような特権的な立場でみるに限る。
怪しい濃淡模様の雲が空一面を覆い尽くしている。遅かれ早かれ洗礼を受けずには済みそうもないと思っていたら、東武練馬と上板橋のちょうど間の踏切を渡る直前に、雨の匂いがいきなり鼻孔に進入してきて、身構える暇もなく大粒の雨に包まれた。だが、気にしないふりをしてずんずん歩いているうちに、やむ。
城北中央公園では草野球。1アウト、ランナー3塁。絶体絶命のピンチだ。これを見送り三振、サードフライで乗り切るのを見届けた。草野球で見送り三振はかっこうわるい。
町名が羽沢にかわるとともに雨。またすぐやむ。
江古田の手前で、シャボン玉が飛んでいた。誰かが、1階の窓からストローの先だけ出して吹いている。大半はあっというまに消えてしまったが、ひとつだけは眷属にまれな長寿を示し、風にのってふわふわ飛んでいる。シャボン玉をみると人の顔はどことなくゆるんでしまう。通行人の表情がまたいい。シャボン玉はあいさつをするようにぼくに近づいてきて、それで気が済んだのか、あっけなく地面にぶつかって消えた。ドゥルーズ風にいうと、シャボン玉は解けない微分方程式を実際に形となることによって解いているのだ。
武蔵大学を迂回して、目白通り沿いの新江古田到着。7.7kmだった。
大江戸線で新宿へ。ルミネ1, 2に青山ブックセンターの代わりに入ったブックファーストを両方とも見学した。店舗の雰囲気は上品だし、品揃えも悪くない。何か買おうかと思ったが、現在読む本が飽和しているのでまた今度にした。
MYLOADのhealthmagic!という店で食事。和風ステーキとろろ定食1000円。肉はかたくていまいちだったが、麦ご飯ととろろがいい。新宿の南端から北端まで歩いて、小滝橋通りのタリーズ。スムージーのグレープフルーツは果汁たっぷりでおいしい。
ヨドバシiPodの前面が露出するタイプのケースを買った。そうでないと操作がしずらい。

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