相変わらずの睡眠障害から抜け出して、西武池袋線のひばりヶ丘。曇っている分心持ち楽に感じる。団地の中を抜けて延々歩くと西武新宿線の田無につく。にぎやかな北口からさびれた南口へ。郊外の大きな駅は駅の片側が栄えて、反対側がさみしいことが多い。
ときどきぽつりぽつりと雨が落ちてくるが、アスファルトに豹柄を描くぐらいで、本格的な降りにはならない。
歩いているうちに気がせいてくるのだろうか。まわりの気温、湿度と調和しない無理な歩き方をしていることに気がついた。それで、汗が噴き出してくるのだ。スローダウン、心も身体も。
武蔵境を目指すはずだったが、いつの間にか道をはずれて三鷹に着いてしまった。8.4km。
ロンロンのとんかついな葉でサラダとんかつというメニューを注文して、さっぱりとこってりの微妙なバランスをとってみた。アルバイトの男の子が料理を運ぶ先をまちがえて怒られていた。それまで、伝票を見ずに直感で運んでいたらしい。おかげで、味噌汁のおかわりを忘れられそうになった。1239円。
吉祥寺に出て、タリーズでソイスワークル。啓文堂書店で竹田青嗣『現象学入門』を買う。
バスの中で気がついたら、客がぼくひとりだけになっていた。

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