中途半端

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久しぶりに部屋を掃除して、原初的な混沌の状態から足の踏み場のない状態にまで復旧させてから出かけたら、なんだか中途半端な時間になってしまった。7時から芝居をみるのだが、それに直行するほど遅くもないし、どこか別の場所にいくほどの余裕もない。時間だけでなく気分も中途半端だ。

新宿のヨドバシカメラをみてまわる。Strutsで散歩データベース(1997年以降の散歩経路をすべて記録している)を作り直そうかと思っているので、ポイントを使って入門書を買った。秀和出版の『Jakartaプロジェクト Struts1.1改訂版』だ。特にこのところ技術者としては三流まっしぐらだが、少しは勉強になるだろう。

ヨドバシの前のスタバがあった場所で工事をしていた。いつも席が埋まっていたので利用することは少なかったが、一抹のさみしさを感じる。近くに移転したのだろうか。

5時をすぎていたが何となしに歩き始めてしまう。ぼんやりと、一時間くらいかけて劇場のある中野にたどりつければいいやなどと考えていたが、それと矛盾するように足は初台方向に進んでいく。

街はどこも秋祭り。同時多発的に、笛や太鼓の音が聞こえてくる。夕闇に溶けかけた川面ではコウモリが何匹も不器用に飛び回っていた。

せめて東中野まではたどりつきたいと思っていたのだが、中野坂上でタイムアップになってしまった。一応、4km以上を散歩として記録することにしているが、その基準にかすかに届いていない。だが、もったいないのでうまいこと調整して記録する。

大江戸線とJRを乗り継いで中野。早足でサンモール、ブロードウェイをぬけて、和枝通りへ。いつものラーメン屋喜神で、とんこつチャーシュウ麺を掻き込んだ。980円。

はじめての場所でちょっと不安だったが、どうにかウエストエンドスタジオにたどりつく。中野から歩いたが、むしろ新井薬師駅前といったほうが正しい。公民館を改造したような劇場だった。両側がテラスのように区切られていて、そこに椅子席が用意されている。いかにもな、オペラハウスのまねをしてみました感がいたいたしい。後ろの数列は台になっていて腰掛けられるのだが、残りは座布団席だ。かなり遅れて入ったぼくはもちろん座布団席。狭くて暑くて、汗がなかなかひかない。

劇場を出たのは、9時30分くらい。のどの渇きで目がくらんで、冷たい昆布茶を飲んでしまった。ううん、まずい。

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