東村山~丁目という町はない

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多摩湖畔にいってみようと思っているのだが、今日はあいにくの霧雨、しかも出かけた時間もふだん同様遅かった。今日のところは手前の所沢で地歩をかためることにした。池袋経由で向かう。

所沢というと西武池袋線と新宿線が交差する交通の要所であり、かなりのにぎわいを期待していたのだが、降り立った東口は、大きなロータリーがあってオフィスビルが林立しているものの、商業施設は少なく、空虚さを感じる。たぶん西口に集中しているのだろう。ビルの間を抜けるとすぐに低階層の住宅地になりやがて畑にはさまれた農道とでもいうべき道に出る。住所でいうと北秋津のあたり。秋津町は東京都東村山市だが、北がつくと埼玉県所沢市になる。

それなりに大きな池というより遊水池の中央の金属製の島に、鳥たちが集まっている。カモは当然として、コートを着た露出狂のように羽をかわかすカワウたち、優雅なサギたちはエサの魚をさがして水面をみつめている。

雨空のせいもあるが、暗くなるのが早くなっている。橋を渡って東村山市に入ったら、夕暮れに背中をたたかれた。おまけに雨がつまらないジョークを耳元でささやきはじめた。散歩は東村山まで。5.4kmだった。

国分寺経由で吉祥寺に出る。ロンロンの地下の紅虎餃子房で食事。四川風黒胡麻担々麺と薄皮葱鶏餃子。ぴりりとしてゴマのこくが濃厚な担々麺もいいし、短冊のように薄い餃子もいい。最近の中ではヒットな食事。あわせて1380円。

タリーズ。温かい飲み物がおいしい季節になった。冷たい飲み物を飲み干して渇きをいやすときに感じるのは生理的な快感だが、ミルクの入った温かい飲み物をじわじわすするときに感じるのは、心理的な幸福感だ。

習慣の奴隷として本屋をめぐるが、今日もまた何も買わない。

新代田からいつものバスに乗る。

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