今日から四連休。今週はとても疲れたので、こんな雨降りの日でも、休日であるというただそのことだけで、ある種のすがすがしさとともに目覚めることができた。
せっかくの平日の休みなので、休日は混んでいそうなマチス展にいくことにする。上野の国立西洋美術館で開かれているのだ。行列らしきものが見えたのでぎくっとしたが、集団でやってきた女子高生が帰るところだった。雨降りの平日の今日はさすがにすいている。
マチスの絵は、色彩と線のデフォルメが大胆なので、ほかの画家の絵の中に混じるととても引き立つのだが、こうしてひとかたまりにされるとちょっと飽きてくる。マチスの特徴として同じ題材の絵を異なった手法で何度か描くというのがあげられるが、その対比をみせるのが今回のテーマのひとつになっていて、展示されている絵の横に小さなパネルでヴァリーエーションの絵が示されている。どういうわけかどれも、パネルの絵の方が魅力的だった。
もうひとつのテーマが「プロセス」。マチスは絵が描かれていく過程に興味をもっていて、自らの作品についていくつか途中経過を写真で残している。それを日付順に追っていくのはなかなかおもしろかった。デッサンの段階ではかなり写実的で最後には魔法のようにデフォルメされてしまうののだ。
あとは、別の展覧会でみたことがあるが、晩年の切り絵作品はすばらしい。「コドマ兄弟」という作品は最初どこに兄弟二人がいるのかわからなかったが、四角い枠が空中ブランコだとわかった瞬間に疑問が氷解した。ポリネシアと題された大判の二作も華麗だ。
出品予定だった「若い娘」という作品が所蔵者の都合で出品されなかったと書いてある横に座っている係員が若い女性なのは絵の代わりということだろうか。
せっかくなので常設展もみてみる。四年ぶりなので、雰囲気だけ覚えていて、絵は忘れていた。モネ、ピサロなどの印象派を中心として結構見応えのある作品が多い。ぼくはマチス展よりこちらが気に入ってしまった。というより、ぼくは美術そのものではなく、美術館という場所が好きなのだと思う。
なお、常設展のスペースの中でオランダマネリスム版画展が開催されている。
久々に秋葉原にいってみる。ただ見るだけのつもりが、夏にHDDのファイルが続けざまに壊れたことを思い出して、買い換えようという気分になってきた。結局日立160GB SATAのディスクを税込み10480円で購入。<
雨の中駿河台まで歩いて、ザ・ハンバーグで食事。今日はハンバーグでなく仔牛のカツレツを食べてみた。薄いお好み焼きみたいなのが出てきたが実はそれがカツレツだった。それにレモンをしぼって、脇に添えられた塩コショウをまぶして食べるのだ。ハンバーグだけでなくこれもまたおいしい。980円。
本屋を冷やかしたあと、スタバへ。フランス語を話す女性三人組が窓際に座っていて、その響きが耳に心地よかった。
帰って、OSのインストールをしようとしたら、いくら探してもインストールディスクが見あたらない。人生のかなりの部分を捜し物に費やしているような気がしてきた。

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