ほんとうの日曜日

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東口だけをみて、綱島は猥雑なところが鶴見に似ていた街だなと思っていたが、西口を歩いてみて、綱島は閑静なところが鶴見に似ていると思った。

駅から数ブロックのところに急な上り坂の入り口があって、それを上りきると綱島公園がある。上り坂は生い茂る木の下でまだ続き、さすがに息が切れかけたときに広場にでた。ラケットでテニスボールを打ち合う親子たち。公園の端の高台から眼下に広がるパノラマをみた。

公園を出てもまだ綱島市民の森が続く。かなり緑の多い地域だ。傍らの住宅でははしごにのぼった人がはさみで柿を落とそうとしていて、下ではビニールシートを張って待ちかまえていた。

信号を渡ると住所が日吉本町に変わる。東芝日吉寮では建物の取り壊し中。交通量の多い道をさけたらなだらかな上り坂で、いったん下ったその先は心臓破りの急坂。頂上の直前の民家の前に椅子が一つおいてあって、自由にお座りくださいと書いてある。情けはありがたいが、あともう少しなので上りきる。

川崎市に入る。一度通ったことのあるせせらぎ沿いの道をゆくと、武蔵新城の駅。ここまで来たら二子玉川まで歩いてしまうことにする。とはいったものの、思いのほか遠くて、真っ暗になった道をへとへとになって二子橋到着。目の前の明かりを目指して渡りきればニコタマの街だ。地震騒ぎのあとだと長い橋を渡るのはちょっと怖い。なんとか渡りきって、散歩終了。12kmだった。

ニコタマから高島屋をひいたらほとんど何も残らないと思う。逆の東急ストアやハンズ側にでると光量の違いに驚く。立ち並ぶ飲食店もおしゃれ感は皆無だ。というわけで、久しぶりに高島屋SCにいってみたら、地下にあった飲食店は6階より上に移転していた。面倒なので、外に出て、橋際の紅虎餃子房に入った。

案内された席がヘビースモーカーたちの隣で閉口する。前回黒ごまを頼んだので、白ごま担々麺とシューマイをつけた。こくは黒の方が多かった気がするが、辛さはこちらの方が上のような気がする。店の違いかもしれないが。1450円。ちょっと食べ過ぎ。

大井町線。行きの東横線でも見かけたが、駅について人が乗り込んでくるときに自分の隣の空いている席にさりげなく手を置く中年女性がいた。座ってほしくないという意思表示なのか、単なる癖なのかよくわからないが。

大井町でスタバに入り、こうしてほんとうの日曜日が終わる。なんだかとても眠い。

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