「はるのひ」をアナグラムで並び替えると「はるひの」になって、これは昨日開業したばかりの小田急多摩線の新駅だ。電車を乗り継いではるばるいってみたが、駅前は家と道と公園を造成している真っ最中で、見事なくらい何もなかった。
しんしんと寒気が袖の間から忍び込んできて、スリ名人のように身体から熱を奪ってゆく。まだおそらく地図には記されていないであろうほこりっぽい道を抜けた先に汁守神社という古びた社。何を祀っているかわからないけど、このあたりの鎮守なのだろう。
鶴川街道に入り、くねくね曲がりながら坂をのぼってゆく。車の交通量が多いのに歩道が狭くて危なっかしい。石に躓いて車道側に転んだら一巻の終わりだ。町田市に入り、同じ形の家が並ぶ画一的な通りに入った。行く手は山、左手にも山がある。山をさけて右手に曲がると、鶴見川の支流善光寺川の水源の池があった。それなりに大きな池で、向こう側の端にカモの群が見えた。
再び鶴川街道に入る。街道は町田まで続くが寒さと暗さに負けて鶴川で散歩を終えた。5.9kmだった。
下北沢に出る。ボルツで角煮のスープカレー1029円を食べる。辛くて汗が出てくる。変な角度で足を組んでいたせいで足がしびれて動けなくなった。
三省堂で舞城王太郎『熊の場所』が新書で出ていたので買う。そのあとスタバで今年最初のジンジャーブレッドラテ。寒いときには甘いものがいい。
新代田からバス。夢うつつの中でかなり長い間揺られていたつもりが、バスはまだあまり進んでいなかった。

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