明日は雪の予報なので、おそらく今年最後の散歩。いや、これを書いている今は最後だったことを知っている。
小田急の和泉多摩川駅。改札のところで父娘らしい二人が別れの挨拶をしている。父の方が「よいお年を」などとあらたまったことをいったら、娘の方が照れくさそうに怒ったふりをしていたが、でも最後は「今日はありがとう」といって立ち去っていった。
道路の縁にへばりついたような細長い公園の中で黒いスニーカーをみつけた。左右揃っていて、破損したところもなくまだまだはけそうだ。思わず、その上の木の枝に目を走らせてしまった。そこにぶらさがっているものがないことを確認すると、次は空。青い空に夕日に染まった黄色い雲が浮かんでいる。
道は多摩川に沿う。太陽の光は冷たい空気の層を通り抜けて、むき出しの顔をかすかに温めてくれる。土手の上側は夏の夕方のようにハイキーな緑に輝かき、下側では昨日の雪がローキーな灰色ににじんでいる。
京王線の布田駅から三鷹通り。野川を渡り、天文台裏の階段をのぼって息を切らし、人見街道から夕暮れ間近の野川公園に入る。
雪の残る斜面に段ボールをすべらす子供がいる。今日充電したばかりなのに、突然iPodが動かなくなった。寒さのせいだろうか。
公園を出て、西武多摩川線の新小金井駅まで。12.3kmだった。
以前の武蔵境駅は、西武線とJR中央線下りが同じホームで乗り換えできたのだが、今はホームがわかれただけでなく、いったん改札から駅の構外に出て連絡するようになっている。場合によっては今までより10分近く余計にかかりそうだ。利用者の利便性を考えていないような気がする。
吉祥寺に出た。以前からいこうと思っているカレー屋に向かうが、今日は4時30分で終わりとのこと。一足、二足ちがいだった。寒いので担々麺が食べたくなり、紅虎餃子房へ。黒胡麻担々麺と揚餃子で計1380円。揚餃子といっても、ふつうの焼餃子をあげたものではなく、貝殻のような形をした厚い皮の中に具が入っている。四川風の甘辛いたれにつけて食べるのだ。
タリーズで、少女と祖父、祖母という組み合わせの3人が座っている。買ってほしいプレゼントの相談をしているようで、祖母からiPodという提案がでたが、少女は家のWindowsで使えないみたいだから、というようなことをいっている。そんなことはないよ。いずれわかる日がくるでしょう。
ユニクロで手袋を買う。指が露出しているが、さらにカバーがついていて、かぶせたりはずしたりできるタイプ。ずっとさがしていた。普段はかぶせておいて、小銭をとりだしたりするときにははずせばいい。とても便利だ。

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