
西武池袋線の東久留米から歩き始める。
もともと久留米町だったが、まず駅ができるときに「東」がついて、次いで市になるときに市名として採用されたのだ。久留米の名は市内を流れる黒目川の古称久留米川からとられたらしい。久留米川は来目川、来梅川ともあてられていたようだが、駅のそばで来夢亭というレストランをみつけて、久留米の当て字としては「来夢」が最高ではないかと思う。
歩道の広い並木道。こじんまりした市役所の前を通り過ぎると、歩道の幅が狭くなり、やがて畑に道をふさがれる。右手に迂回して神明通り、みずほ銀行のグラウンド、ひばりが丘団地、そして六角地蔵通り。湿度が高くてかなりの蒸し暑さだが、ときおり吹く風で救われる。
所沢街道に合流。案内板に新宿まで何キロとか書いてあるが、都心ではみない名前だと思ったら、青梅街道に合流してしまうのだった。その先でぶつかる新青梅街道をしばし進み、道を折れるとクリストロア宣教修道女会というのがあった。この東京に修道女という人たちが生息していることにいまさらながら驚きを感じてみる。
西武新宿線のガードをくぐって「新」がつかない青梅街道。のどが渇いたのでセブンイレブンでスポーツドリンクのペットボトルを買う。はちみつ入り緑茶というのが気になるが、また今度。
そこで、裏道にそれて武蔵野大学、五日市街道と進むと見慣れた街並。三谷通りをぬけて三鷹駅まで。10.2kmだった。[地図]
吉祥寺に出る。定食屋のおひつ家で食事。定番のおろし唐揚げ定食を食べた。740円。
何の気なしにロフトに入ったら、吉田カバンの青のストライプに目を奪われた。そろそろウエストバッグを新調しようと思っていたのだが、あいにくその場にはなかった。もし見かけたら買ってしまいそうだ。代わりになぜかアイマスクを買う。
東急の前で散歩をしている小さな犬。ほんとうに小さくて、子猫くらいの大きさしかない。いまどき芸能人が通ってもあまりじろじろ見たりしないものだが、この犬は通りかかる人々の視線を釘付けにしていた。散歩に疲れたのか、すぐに床に腹ばいになってしまって、飼い主の人に引っ張られて、つるりと滑っているのが、特にかわいい。飼い主の手拍子でどうにか歩き出す。
タリーズでアイスラテ。スタバほど氷のサイズが大きくないのがいい。隣では英語を話すアジア系(日系かもしれない)の人たち3人。若い男、高校生くらいの少年、中年女性。夏休みを利用して日本にいる従兄をたずねてきた息子と母親という感じだろうか。日本のコミックでは双子というのが象徴的な意味をもつというような話をしている。そこだけ断片的に聞き取れたのだった。
啓文堂書店で橋元淳一郎『単位が取れる量子力学ノート』を買う。今さら単位はいらないのだが、このへんで量子力学をちゃんと理解しておこうと思ったのだ。

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