What's my name?

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新宿西口

昨日の定期入れ紛失の被害はJR定期券、パスネット(私鉄、地下鉄用のプリペイドカード)、バス共通カード、せたまる回数券(世田谷線専用のICプリペイドカード)、各種ポイントカード(ヨドバシ、ビックカメラ、タワーレコード、石丸電気)すべてあわせると3万円以上になる。まあ、すべてがお金に換算できるのはある意味幸せなことだ。ぼくはそれ以上何も失っていないわけだから(正確には矜恃が若干失われた)。それでもその被害が少ないに越したことはないので、できるだけ被害の回復をはかることにした。今日はそんな日だ。

さて、定期券はSuica定期券なので、名前と生年月日を告げれば、再発行できるはずだった。実は、それで今回の被害のかなりの部分がちゃらになる。ところが、みどりの窓口で調べてもらったら、ぼくの名前と生年月日でマッチするデータはないという。晴天の霹靂というか、ぼくの計画はそこで脆くも崩れ落ちたのだった。考えられるのは、購入時に誤った名前か生年月日を入力してしまったことだが、もう確かめようがないのだった。昨日に続いてまたしても呆然と立ちつくす。

何とかこぼれ落ちた気をかきあつめて新宿に向かう。ヨドバシとビックカメラでポイントカードを再発行するのだ。ヨドバシはすんなりできたのだが、ビックカメラでは、写真のある身分証明書じゃないとだめだとぬかしやがるおっしゃられる。そんなものは持っていないんだというと、ほかの人がでてきて、公的な郵便物ならOKというので、さっき見せた(見せたのだ)選挙の入場整理券(そういうこともあるだろうと持ってきた)をもう一度見せて、どうにか掟の門を通過。真新しい愛知万博のキャラクター付きのカードを入手した。これでたぶん数千円くらい回復。

大ガード方向の雑居ビルで火災か何かがあったらしく消防車が集まっている。火の手も煙もあがってないし大したことはなさそうだ。しかし、昨日、今日とぼくのいくところいくところ何かが起きている気がしてきた。

パスネットやバス共通カードを買ったら、それを入れるためのパスケースが必要だ。東急ハンズは、ハンズメッセというバーゲン中でかなり混雑している。革製品のバーゲンもやっていたので、結構いい感じのが1000円で買えた。「フジンコモノ」とカタカナで書いてあったが、気にしない。パスケースはジェンダーフリーでいいだろう。

京王モールにある謝朋殿粥餐庁という中華粥の店に入ってみる。粥のほかに麺と杏仁豆腐がついてくるAセットを注文した。薄味好みのぼくだが、それでも中華粥の味は淡泊すぎる気がする。逆にザーサイ麺のスープは味が濃かった。950円。

同じ失敗を二度と繰り返さないため、パスケースをカバンにくくりつけることにした。三越のロフトで鎖付きのキーホルダーを入手する。これで安心。鎖をじゃらじゃらさせながら、夕闇のおりた街を歩き始めた。

花園通りから路地をぬけて曙橋のあたりにでる。かすかに空から届く青みがかった光と街灯の銀色の光が交差して街はとても美しい。曙橋のタリーズで、カプチーノを飲む。それくらいの心のゆとりがほしかったのだ。

外に出ると、漆黒の空。靖国通りをまっすぐ進んで市ヶ谷。市ヶ谷橋を渡って靖国通りに見切りをつけ麹町、永田町。参議院議長公邸前の道はとても静かで、誰も歩いていない。猫ばかりがごろごろ道ばたに寝そべっている。

日比谷方面にいくつもりが、溜池山王の先で六本木通りにぶつかり、逆方向に進んでしまった。アークヒルズを過ぎたところに、六本木一丁目駅があり、そこで散歩を終えることにした。7.4km。[地図]

南北線は夜になると都心を走る地下鉄と思えないくらい本数が少ない。11分間も待たされた。

有楽町にたどりついてビックカメラ。気分転換という大義名分を掲げて、PanasonicのLX1というデジカメ(とメモリーカード)を買ってしまった。通算5台目のデジカメだ。というわけで、散歩の写真の画質が、今までの携帯電話のカメラと比べて、アップすると思う。

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