のど餅

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「のど餅」ってのどによさそうだけど、年配の人だと危ないんじゃなかろうかと思ったら、のど飴の見間違いだった。まあ、それはそうだ。

ハードディスクのトラブルで失われた写真を撮りなおすために、半月ぶりに中河原へ。といっても、努力に見合いそうな出来なのはこの写真だけだったのだが。この前の雨模様とうってかわって晴れ上がった写真日和だったが、現地について唖然とする。彩り豊かなタイルがコンテナにほぼ覆い尽くされていた。片隅にわずかばかり残ったタイルを気持ちだけでもカメラに収めようとするが、自分の影が邪魔でいいポジションがとれない。写真というのもやはり一期一会なのだ。

もう未練はないので、この前とは違った道をゆく。新田義貞と北条泰家が戦った分倍河原古戦場から新田川沿いの緑道に入り込む。郷土の森博物館の裏手にまわりこむが、まっすぐいくと再び中河原にもどることがわかったので、ターンターンターン。郷土の森博物館の正面に出て、いこいの森公園へ。

南武線の線路をくぐり、府中街道を渡ると、ドンドンドンと腹の底に響くリズム。祭り太鼓だ。音の源はその先の八幡神社で、二人の屈強な男が太鼓の左右に陣取って、腕を上げたまま身体ごと後ろに引き絞って、一気にその力を解放する。そのエネルギーは音へと形を変えて、辻辻を洗ってゆく。

東京競馬場の周囲に沿って北上。京王線の踏切2つと新旧甲州街道を越えて、府中の森公園。さらに進んで多磨霊園の中に。戦車も通れそうな広大な道からどちらを向いてもあるのは墓ばかり。「永遠の生」と刻まれた墓碑があって、死ばかりのこの空間で孤軍奮闘しているように見える。

東門から西門に抜けて、西武多摩川線の多磨駅まで。11.1kmだった。[地図]

芝居をみるので吉祥寺に出た。その前にねぎしで食事。豚旨辛焼定食という定番メニューを注文した。なんでも期間限定で、テールスープととろろの量が少ない代わりに40円安くなるというサービス(?)を実施しているそうなのだが、それらの量が減っても別にヘルシーというわけでもなく、一抹の物足りなさを感じてしまうだろうに、その代価が40円では割に合わない。なので、900円出して通常の量の方にした。たぶん、削れるものを削って価格競争力をあげるためのモニター的な試みだと思うけど、100円くらいひかなくては意味がないだろう。

はじめての劇団だったが芝居はすばらしかった。こういう気持ちは久しぶりだ。

渋谷のブックファーストで、映画化のおかげで再刊されたダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイクガイド』と『世界の果てのレストラン』を買う。

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