高架下の涙

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高円寺北口の商店街をぬけてとりあえず北に進む。天使の像がくくりつけられた街灯が見守る野方駅にたどり着いたところで方向転換。今日は新宿で芝居をみるので、必然的にそちらに足が向く。

道はいびつな放物線のような軌道を描いた。ピンクの妖しいネオンの東京アートスクールの先は信州一味噌の大きな壁画。早稲田通りを再び渡り、もみじ山あたりで中央線のガードをくぐる。ウォールアートに描かれた涙を流すアフロヘアの男がいい。大竹まことと小泉首相を足して割ったような顔だ。青梅街道を渡ってにぎやかな中野新橋。ここから方向感覚があやしくなって西に進んでしまう。

どうにか笹塚到着。9.1kmだった。[地図]

歩いている間中いろいろなことを感じていたはずだが、一日おいて思い出すとこの程度になってしまう。

新宿は京王線で一駅目。ねぎしで鶏グリル焼定食を食べる。テールスープととろろの量が少なくなる代わりに値段が40円安くなる「改革」が実行されたらしい。820円だった。こっそりやってもわからないかも知れないのに、値段を下げてくれるのはとても良心的だ。

時間がまだあったのでタリーズへ。蒸し暑いので当然冷たい飲み物だ。

芝居は可もなく不可もなくという感じ。何か物足りなさを感じつつ、代々木まで歩く。

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