東武東上線の大山駅から西を向いて歩く。西日がまっすぐに目に差し込んで、今日一日網膜に焼き付いていそうだ。ときおり大仰な風が巻き起こって、吹き飛ばされた枯葉が残酷なダンスを踊っている。枯葉の大バーゲンセール、大盤振る舞いだ。
古い都電や都バスの車両が置いてあったりする交通公園。いたずらされるということで、片側の扉が閉鎖されているが、当然もう片方は開いているので、それで効果あるのかとも思うが、そういういたずらは「よしいたずらするぞ」というような決意とともに実行するものじゃないだろうから、目の前の扉が閉まっていたらやめたりもするのだろう。
日芸、江古田駅前を通り過ぎ、北江古田公園から中野区に入る。江古田の駅は練馬区だが、江古田という地名は少し離れた中野区にある。
沼袋駅前、平和の森公園。早稲田通りをまっすぐ進む。高円寺に向かう商店街は無視して、阿佐ヶ谷を目指すことにした。お伊勢の森というバス停があるが、森らしきものはどこにも見えない。中杉通りから脇の商店街に入る。北松山親交会という名前が保育園を過ぎたところで北がとれて、松山交友会に変わった。
散歩は阿佐ヶ谷まで。10.9kmだった。[地図]
久々にヴィレッジ・ヴァンガード・ダイナー。ここの店員さんたちのフレンドリーでかつ丁寧な接客がなかなか気持ちいい。フィッシュバーガー、クラムチャウダーにギネスビールをつけた。つけあわせのポテトにはもちろんヴィネガーをかける。しめて1890円。
電車で渋谷に出た。渋谷マークシティの前では、もう若いとはいえない男たちが、甘めのジャズを生演奏していた。キーボード、ベース、サックス、ドラムスというカルテット編成。特に白髪頭のドラムスの人の演奏は寒さを吹き飛ばすくらい熱かった。
お伊勢の森というバス停に触発されて、リブロでしりあがり寿『弥次喜多 in DEEP』廉価版の4巻(とても分厚い)を買う。単行本で4巻まで買ったのだが、あまりにもディープすぎてなかなかその先を読む気にならなずにいた。廉価版の4巻はちょうどまだ読んでいない単行本の5~8巻が収められているのでとてもラッキーだった。


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