たとえていうならば、メロディーだけ思い出して、曲名が思い出せない状態だ。そんなときに人はかなりの労力をかけても思い出したいと思うのではないだろうか。ぼくの場合は散歩のコースだった。昨日歩いたコースのうち最初の方の記憶が虫食い状態で部分的にしかわからない。虫に食われていない点と点の間をつなぐ整合性のあるコースが描けなかったのだ。
今日はまず、もう一度桜新町にいってコースを確認することにした。クロスワードパズルのマス目がうまるように数々の疑問はあっけなく解消されていった。まるで映画のロケ地を確認するような楽しさがあった。不明点がなくなったところで、最寄の上町駅から世田谷線に乗り込んだ。
来年3月から世田谷線にもPASMOが導入されるが、世田谷線独自のICカードせたまる回数券も当面使えるようだ。ただ残高確認用の機器が一部撤去されると書いてあった。せたまるには割引制度があったが、PASMOではどうなるのだろう。ぼくがもっていたせたまるは、定期入れを紛失したときに一緒になくなってしまった。
下高井戸から「今日の」散歩をはじめる。あっという間に暗くなってしまうので時間はあまりない。荒玉水道道路に出て、まっすぐな道をそのまままっすぐ進んでいき、高円寺まで歩いた。
渋谷に出た。壁の穴で食べた747という不思議な名前のパスタは、スクランブルエッグ、ベーコン、にんにくがそぼろのようにパスタにまぶしてあった。パスタの量を、追加料金なしで、ふつう、中盛り、大盛りの中から選べるようになっていたが、ぼくは中盛りにした。おそらく 150gくらいで、量的には正解だった。ただ、最初はいいけど、同じ味ばかりであきてしまう。ところで、壁の穴では12月4日からメニューが一新されるらしい。今も「若者のアイドル」など奇妙な名前の料理が多いが、どうなるのだろうか。
昨日観た芝居で使われていた曲がひょっとしたらそうじゃないかなと思って、視聴してみたらほんとうにそうだったという、うれしい発見。capsuleの"FRUITS CLiPPER"というアルバムだ。以前買った"phony phonic"よりアダルトというか、音の厚みが増してあきのこない感じになっていた。


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