オータムタイフーン

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近くを通過する台風のせいで雨、雨、雨だ。中途半端な悪天候よりこういう方がいっそ気持ちいい。

まずは恵比寿の写真美術館でやっている東松照明展。「とうまつしょうめい」と読む。『Tokyo曼荼羅』というタイトルだが、東京近郊に限らず、奈良、北海道、広島、青森等各地で撮られた写真が展示されている。東松照明に限ったことではないけど1960年代までに撮られた写真はその時代を強烈に感じされる写真が多くて、誰が撮ったかということはあまり問題じゃないような気がする。70年代以降は作家性を感じさせる写真が増えてくる。東松照明の場合は地面のゴミや落書き、生物等を撮ったシリーズがおもしろい。未知の文字のようにみえたり、みているひとに何某かのアフォーダンスを提示したりする。あと、ネガフィルムをインクジェットでプリントした作品がいくつかあって、技術の進歩を感じた。

無料なので地下でやっているJPA(日本写真作家協会)展をみる。絵はがき・カレンダー写真、Photoshopが露骨すぎる写真もあるが、Flickrで見かけたらすぐにFavoriteに追加するような写真もあって、ほんとうにさまざまだったが、そんなことをいうぼくの写真は当然どちらの域にも達してなくて、そもそも写真を撮る姿勢がきわめて中途半端なのだ。

写真美術館と恵比寿駅との間を雨に濡れずに行き来する経路をようやくみつけた。

六本木に移動して食事をすませてから、今度は六本木ヒルズ森美術館の六本木クロッシング。日本のアーティスト36組の作品が展示されている。バラエティに富んでいて遊園地みたいで、とにかくおもしろかった。印象に残ったものをいくつかあげると、横山裕一のあまりにもシュールなコミック、中西信洋のリバーサルフィルムを何枚か重ねて立体的なイメージを構成した作品、エンライトメントの3Dビデオドラッグ的な作品、四谷シモンの人形、小林耕平の不思議な物語性を感じさせるビデオ作品(オーディエンス賞はこちらに投票した)。

展望台から雨に煙る夜の街を見おろした。写真も一応とってみたが、ぶれているのと平凡なのに二分された。今日はFlickrにアップロードできる写真はなしだ。

外に出たらさっきより風雨が弱くなっていた。さよなら、台風。おかげで結構充実した一日だったよ。

天気
台風
写真
0/11
飲み食い
古奈屋(六本木): 牛Wコラーゲンカレーうどん-1350円
スターバックス(六本木):カフェモカ`-460円
イベント
東京都写真美術館:東松照明『Tokyo曼荼羅』-800円
森美術館:六本木クロッシング2007-1500円

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