地図をながめていて「高尾山」という文字を見つけたとき、誤植か何かだと思った。だって、そこは八王子市の高尾山からかなり離れた横浜市緑区と東京都町田市の境界あたりで、住宅地のただ中だったからだ。調べてみると、それは標高100mほどではあるが実在する山ということで、ちょうど大和から町田あたりまで歩こうかと思っていたところだったこともあり、そのついでに寄れたら寄ることにした。
大和という地名は日本中あちこちにあると思うが、大和市というのはここ神奈川県大和市だけで、といっても由緒があるわけではなく、皆が大いなる和で協力していこうということで1891年に名づけられたと、Wikipediaに書いてある。市役所は大和駅ではなく北隣の鶴間駅の方に近くて、まずそこまで北上してから東へ。
横浜市瀬谷区をかすめすぐに東京都町田市に入る。町田市辻という交差点から町田街道に入って北上すれば町田市街にたどりつけるはずだったが、今日はやはり高尾山の方を優先することにした。
高尾山に続くという片側一車線のさみしげな道に入って進んでゆくが、行く手を見渡しても山は見えず平坦な土地が続くばかりだった。やがて、飯縄神社を示す木製の標識とともに、ゆるやかにのぼる舗装された道が左手前にあらわれた。山頂に神社があるとは知っていたが、名前は高尾神社だときいていた。正しくは、飯縄神社というらしい。そこにたどりつく道も急な階段のようなものを想像していたが、アスファルトで舗装されていて、ちょっと拍子抜けだ。
上りはそんなに長く続かず、畑の間をぬける平坦な道になった。いきなり見晴らしがよくなって確かに自分が小高い場所にいることに気がつかされる。というより、この先の土地が沈み込んでいるので、相対的にこのあたりが山のような地形になっているのだ。神社というよりお堂のような場所まで進んでいくと、その先は行き止まりで、右手に縁起が書いてあった。型どおり参拝してから元来た道を引き返す。
さっき見おろした山の下の低地沿いに長津田まで歩いた。町田にはそこから電車でいく。
久しぶりの町田をくるくる回遊する。
携帯電話を金輪際なくさないためのソリューションとして、首からさげるタイプのストラップを移転開業した東急ハンズで購入。リールつきで伸縮自在なので、モバイルSuicaで電車に乗るときにもとても便利だ。
ヨドバシカメラで発売されたばかりのPentaxの一眼レフK20Dをみてみたが、さわっただけだと、K10Dと何が違うのかよくわからなかった。まあ、違いはさわってみるまでもなく理解しているが。今回は特に品薄ということはなさそうだった。
駅前でティッシュ配りの若い男性が若い女性にティッシュをひとつ渡そうとしていた。ひとつだけだし、すぐそこで捨ててもかまわないからと、懇願しながら何度も何度も手渡そうとするが、女性は悠然と無視したまま歩き去っていた。「ありがとうございました」と引き下がった男性に背後から仲間が「あれは強い強い」と声をかけた。


コメントする