雨の日恒例の美術館巡り。まずは恵比寿の東京都写真美術館。『マリオ・ジャコメッリ展』も興味があったが、会期は5月6日までで、それまでにはまた雨の休日があるだろうということで、今日のところは『シュルレアリスムと写真』のみをみることにした。
シュルレアリスムという運動がはじまったのは1924年のことで、ちょうど絵画と別の独立した美的基準が写真の中に生まれたのと同時期だったのではないだろうか。シュルレアリスムが写真表現に大きな影響を与えたことはまぎれもない事実だが、今ではごく当たり前のスタイルになっていて、ことさらシュルレアリスムとは意識されなくなっている。今回のようにその手の作品が一堂に会すと、ようやくシュルレアリスムという文脈が浮かび上がってくる。
ソラリゼーションやコラージュなどの技法はデジタル全盛の今古くさく見えてしまうが、被写体を「オブジェ」という形で世界から切り出す視線には、写真の普遍的な秘密が隠されているのだった。実は、ぼくが撮ろうとしているのもこの「オブジェ」に他ならなくて、いまさらそのことに気がつかされたのだった。もちろんそれは微温的な模倣でしかないのだけど。今日もカメラは持っていたが、ほとんどまともな写真は撮れなかった。とりあえず雨のせいにしておく。
JRの方が安くて早いのだが、休日の地下鉄の雰囲気が味わいたくなって日比谷線で上野に移動して、上野の森美術館でVOCA展。美術関係者からの推薦で募った日本の若手アーティストの平面作品を集めた展覧会。毎年春頃開催されていて、忘れなければ見にいくことにしているが、ほとんど忘れているので、2004年以来4年ぶりだ。なんか写真作品が増えた印象。モニターに映されたヴィデオ作品もあった。そういえばヴィデオも平面だ。一番印象に残ったのは元田久治という人の『Indication-Tokyo Station-』という廃墟になった東京駅丸の内口を描いた作品。
秋葉原でCDを買ったついでに、ヨドバシカメラのポイントカードをeLIOカードにバージョンアップすることにした。クレジット機能付きで、通常のゴールドカードより1%ポイントが高い。
首都高の脇を雨の中歩いていたら頭上から水の固まりがばしゃっと落ちてきて、左半身がずぶぬれになった。狙い撃ちされたような感じだ。どこから落ちてきたのだろうか。
数時間後、仮カードを受け取りに再度ヨドバシにいったら、隣のスーツ姿の男性が利用限度額が少ないと文句をいっていた。20万円を希望したのに15万円しかつかなかったらしい。かなり困惑していて、自分でクレジット会社に電話するという。ぼくがクレジット会社の人なら、5万円という差額にこだわっている時点で、限度額を増やしたくなくなるような気がするが。
- 天気
- 雨
- イベント
- 東京都写真美術館『< a href="http://www.syabi.com/details/keiren.html">シュルレアリスムと写真 痙攣する美』-700円
- 上野の森美術館『VOCA 2008展』-500円
- 写真
- 0/8
- 飲み食い
- ヴィドフランス(秋葉原):菓子パン3点-599円
- 買い物
- タワーレコード(秋葉原):キリンジ『7』 - 3465円

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