予報は曇りだったが、微妙な雨が落ちてきていた。のるかそるか二つに一つ。体中の毛穴を総動員してやむと判断し、根岸線の石川町に向かった。駅から一歩出てビンゴ!雨は上がっていた。
元町から新山下方面に向かうつもりが、外人墓地に寄り道して、そのまま本牧の方に向かってしまった。山手のあたりと新山下の見晴トンネルの間を結ぶガス山通りという妙な名前の通りが気になっていて、新山下から攻略しようと思っていたのだが、逆ルートをたどることにした。善行寺という大きな寺の縁をたどって横浜緑ヶ丘高校の手前で左に折れると目指すガス山通り。曲がりくねってはいるが住宅地の間をぬけるごく普通の尾根道で、なぜガス山通りなどという名前がついたのかが謎として残された。
そろそろやばいかなと思っていたが、デジカメの電池がきれた。まだほとんどまとまな写真は撮れていないのに早くも店じまいだ。そういうときに限っていい被写体に出会うものなので、できるだけそういうものが集まる場所にはいかないようにしようと思ったりする。
坂を下って見晴トンネルをぬけると新山下。ベイサイド新山下という真新しいマンション群を抜けると一転して古びた街並み。港の見える丘公園から見下ろすと港の手前に見える地味な地域だ。
山下公園。振り仰ぐと暗い曇り空がめいっぱいに広がっている。風は冷たいし、なんだか晩秋のようだ。indian summerならぬindian winter。鳶が大きな翼で空を覆い隠そうとしたが無駄な努力だった。
山下臨港線プロムナードは象の鼻地区再開発のため4月25日まで通行止めだそうだ。迂回してみなとみらい方面へ。夕景に観覧車が浮かび上がる。


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