目が覚めて、空気のさわやかさに小躍りするが、時計をみて驚愕し、さらにぽつぽつと落ちてきた雨に落胆する。
保険をかけるつもりで上野に向かったが、案の定上野に着いたときは本降りになっていた。まだはじまったばかりだが会期中に絶対見ようと思っていたフェルメール展へ。待ち時間10分ということで、8年前大阪で炎天下3時間並んだことを思えば夢のようだ。
フェルメールの作品は6点で、そのほかは同時代にデルフトで活躍した画家たちのものだ。市民生活に題材をとり、洗練された遠近法を用いるというスタイルは確かに共通しているのだが、やはりフェルメールは突出してすばらしいと感じてしまう。カメラのレンズをグレードアップしたときのように光の感じが見違えるようなのだ。
「マルタとマリアの家のキリスト」、「ディアナとニンフたち」、「小路」、「ワイングラスを持つ娘」、「リュートを調弦する女」、「手紙を書く婦人と召使」。ただしそのうち最初の2点は初期の神話や聖書に題材をとったもので、ほんとうにフェルメールらしさが感じられるのは残りの4点のみだ。その中でも「小路」、「ワイングラスを持つ娘」が特にすばらしい。これでこの目で見たフェルメール作品は12点になった。
そのほか、女主人への支払いというテーマが繰り返しとりあげられるのはどういう時代背景があるのか気になったりとか、デルフトで1654年に起きた火薬庫爆発により32歳の若さで命を落とし作品の大半が失われたカレル・ファブリティウスという画家の生涯に思いをはせる。
雨はまだざんざん降り続いていた。今日は久々にデジカメのメモリーカードを忘れてしまった。しかも、挿入口のカバーが開けっ放しなのに気がつかないという体たらく。買おうかとも思ったが、この雨ではどうせ何枚も撮れないだろうと思い直した。そんなこともあって、せっかく涼しかったのに、焦点の定まらないぼけぼけの一日になってしまった。
- 天気
- 雨
- 飲み食い
- 広東炒飯店(八重洲地下街):納豆とねばねば野菜の炒飯-1029円
- スターバックス(八重洲地下街):カフェミスト-420円
- イベント
- 東京都美術館(上野):『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』-1600円
- 買い物
- 無印良品(有楽町):衣類-2115円

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