東京駅で途方に暮れる。
来週のオバマ来日の余波だろうか。警官がとにかく多くて、どの方向(水平方向に限るが)を向いても必ず1人以上視野の中に含まれるような感じだった。昨日どちらかといえば都心に近いところを歩いたので、今日は郊外と思っていたが、もう日没までのカウントダウンがはじまっていて、あまり遠くまではいけない。こっちにしようかと足を踏み出して、すぐやっぱりやめたと120度くらい方向転換して、進みかけてまた立ち止まる......なんてことをやっていては確実に職務質問の標的になってしまうので、人の流れに乗ってなんとなく歩いていたら京葉線のホームにたどりついた。
そしてTDRから帰る客で混み合う舞浜駅のホームに降り立ったぼくがいる。ミッキーに背中を向けて、上下の自動車の流れにはさまれた空間を架かる陸橋で向こう岸へ。しばらくはその道沿いの防音壁に遮られた殺風景さとともに。
小さな川を渡って、斜め前方にまっすぐのびる道に入った。整備された真新しい住宅や学校が建ち並んで殺風景からは解放されたけど、単調さにさいなまれる。名前をつけていいいなら退屈通りとかボアダム・アヴェニューにする。
今まで定規でひいたみたいにまっすぐだったボアダム・アヴェニューが右にカーブしたのをいい機会に、道をそれて遊歩道に入った。しかし、相変わらず、昨日はかなりのハイテンションだった気分が、今日は地面すれすれをさまよっている。それをすべて浦安の街並のせいにするのは違うと思うが、だが同じ千葉県でも起伏がある市川とか船橋のあたりはそれなりに風景を楽しめるのに、標高が低い海面すれすれの街は、どこか平板で、想像力をかき立ててくれないのは確かだ。
長い路地に入って東西線の高架線路をくぐる。もう夜、空は濃い紫色だ。今川橋という旧江戸川に架かる曲がりくねった橋を渡ると東京都。もう一本新中川に架かる橋を渡ると都営新宿線の一之江駅前に着いた。駅前の灯りにちょっと気分がやわらぐ。[舞浜駅〜今井橋〜一之江駅(7.7km)[地図]]
神保町に出る。駿河台下のザ・ハンバーグでハンバーグとハーブチキンセット880円。ここのハーブチキンが香ばしくて最近のお気に入り。早めに買っておかないと絶版になりそうな気がしたので、柴田元幸編訳のアンソロジー『燃える天使」を買っておく。580円。そしてスタバに。ほんとうは寒い日に飲みたかったのだが、今期ははじめてのジンジャーブレッドラテ。タンブラーを持ち込んだときの割引金額がいつのまにか50円に拡大していてうれしい。本来410円なのが360円で飲めた。
気分を変えるためもあって有楽町の無印良品でシャツを2枚買った。


コメントする