終わりの先

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a phony sun - IMGP0535

何度か目がさめたうちの一番最後になりそうだと思ったのは、カーテン越しに射し込む日射しや身体のけだるさからで、Macを開くと、まだ焦点のあわない目に"13"という古い友達のように見慣れた数が踊った。ふうとため息をつき、こぼれた意識を拾い集める。

ほんとうは東京西部の郊外を狙っていたのだが、中途半端に地下鉄丸ノ内線支線の終点方南町から歩き始めた。東京のそこそこ高いスカイラインだと、せっかくの穏やかで気持ちのいい日射しが隠れてしまうのは時間の問題だった。

丸ノ内線支線は方南町という中途半端な場所で終わらせずせめてほかの鉄道と連絡する場所(西永福とか)まで伸ばしておけばよかったのに思いながら、しばし方南通りを西に進むが、やがて大きな通りにあきて脇道に入り込む。たぶん何度か歩いているはずだが、この道がけっこうよかった。やたら曲がりくねっているところをみると、もともと川筋で今は暗渠化されているのかとも思うがよくわからない。井の頭線の土手にぶつかってその道は終わる。

いったん南への成分をとりいれて、神田川を渡り、中央高速をくぐり、下高井戸へ。すっかり暗くなった頃、右手に突然広大な敷地があらわれ、やがてそれが松沢病院だと気がついた。昔は、癲狂院なんて呼ばれて隔離されていた時代もあっただろうに、今では塀が低くて表面上開放的だ。治療の一環として twitter とかいう流れにはならないだろうか。

八幡山駅の前をあっさりと通りすぎて暗い住宅街の中に忍び入る。最初、井の頭線のどこかの駅で電車に乗ろうかと思っていて、次に荻窪まで延長と思ったが、結局宵闇の中たどりついたのは南阿佐ヶ谷だった。[方南町駅〜下高井戸駅〜八幡山駅〜南阿佐ヶ谷駅(11.5km)[地図]]

新宿に出る。改装して環境管理的にちょっと居心地が悪くなった万世ラーメンで、青ネギ排骨ラーメン(900円)。富栄養化した水面に浮かぶ藻類のような青ネギに110円と思うと、ちょっと高い気がする。

ほかのCDがほしくてディスクユニオンにいったのだが、お目当てのそれはなく、代わりに Simon & Garfunkel の "Wednesday Morning, 3 a.m." を買って、これでS&Gコンプリート。そして今これを更新しているのは Tuesday Morning, 3 a.m.

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