永遠のシャボン玉

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twitterのTLではみんな暖かいようなことをいっていたが、外にでたらけっこう寒かった。それですぐに気がついたが、防寒用の帽子を忘れてしまった。もうひとつおまけに、イヤフォンのイヤーパッドが片方はずれてしまっていたのだが、そのことには歩き始めたときに気がつくことになる。

東急目黒線の奥沢から歩き始める。駅前はもう自由が丘を中心にひろがった商業地の中に入っているが、まっすぐ自由が丘には向かわず、いったん緑が丘を経由してから結局歩行者天国でにぎわう自由が丘へ。

ペットショップ兼猫カフェのショウウィンドウに生後間もない子猫が数匹戯れていて、つい見入ってしまった。可愛すぎる。

そのあとは何度も歩いた変わり映えのしないコース。世田谷は「沢」がつく地名が多いなと思ったり、さんざん歩いてずいぶん離れたつもりなのにまた奥沢という地名があらわれたりするのも、すべてデジャヴだ。あたりが夕暮れの青さに染まりはじめた頃、駒沢公園にたどりつく。

シャボン玉が風に乗って飛んでいた。すぐにはじけてしまうだろうと思っていたが、いつまでも飛んでいる。これは写真に撮っておこうとカメラを構える。地面に落ちそうなところからふたたび背の高さくらいまであがって、そこをシュート。そのまま、いつまでも、いつまでも飛んでいた。地面に落ちても。うん?どうやらシャボン玉ではなく、もっと割れにくい永続的なものなようだ。そういえば、子供の頃、セメダインのにおいがする透明な膜をふくらませたような記憶がうっすらある。それの進化形だろうか。とにかくいろいろ進歩しているようだ。

公園を出て、駒沢大学の駅前。ここで地下に潜ろうと思っていたが、なんだか久しぶりに世田谷線に乗りたくなって、延長する。夜道をとぼとぼ若林駅まで。[奥沢駅〜緑が丘駅〜自由が丘〜駒沢公園〜駒沢大学駅〜若林駅(8.2km)[地図]]

世田谷線で三軒茶屋に出て、さらに渋谷に出た。駅直結のブックファーストで岸本佐知子『ねにもつタイプ』を買い、食事はセンター街のそばの大戸屋へ。大戸屋は、前会計の店と後会計の店があってややこしい。ここは前会計だった。ゆっくり料理を選べないのがいやなところだ。目についたはおろしハンバーグ定食-790円。そして、スタバにいって、ソイラテ-470円をすすりながら、あと数ページ残した本を読み切る。

リカーショップやまやの道玄坂店にえらく遠回りしてたどりついた。実は駅のすぐそばだということに気づく。店内はかなり広い。今までいった新宿、池袋東口、銀座と比べて新しくて広くていい感じだ。ブルゴーニュのロゼを一本買って帰る。

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